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浜松・三ケ日の和洋菓子店に「金のソフトクリーム」 金ぱくと金粉の2種類

金箔を一枚使った「次郎法師ソフトクリームプレミアム」

金箔を一枚使った「次郎法師ソフトクリームプレミアム」

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 和洋菓子店「入河屋」(浜松市北区三ケ日町、TEL 053-525-0902)が9月25日、「次郎法師ソフトクリーム」の販売を始めた。

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 明治18年に創業した同店は「みかん最中」や初代から伝わる「甚作饅頭(じんさくまんじゅう)」で知られる老舗和洋菓子店。3代目までは和菓子店として営み、4代目から洋菓子を取り扱うようになった。現在、三ケ日本店にはベーカリーも併設する。

 5代目の松嵜善治郎さんは三ケ日が直虎のゆかりの地であることから、同店でも関連する商品を出したいと考えていた。洋菓子協会で「井の国物語」の著者、谷光洋さんの講演会が開かれた際、谷さんから「よかったら自分が描いた直虎の版画を地域の人たちで使ってほしい」という言葉をもらい、商品開発に取り掛かろうと決意。同店では約3年前から「次郎柿ソフトクリーム」(350円)を販売していることから、同商品と直虎の別名「次郎法師」を掛け、「次郎法師ソフトクリーム」を開発した。

 商品は、治郎柿ソフトクリームに金ぱくを一枚かぶせた「次郎法師ソフトプレミアム」(1,000円)と、金粉をまぶした「次郎法師ソフトクリーム」(500円)の2種類を用意。金ぱくで豪華に仕上げた同商品は、バニラソフトクリームの中に完熟した次郎柿のペーストが半分も入っているため、甘みとうまみが詰まった濃厚なソフトクリームだという。谷さんの描いた6種類の次郎法師の版画をピックにし、ソフトクリームに添えて販売している。

 「大河ドラマの影響で遠方から観光客も多い。地元の次郎柿を使ったインパクトのある金ぱくソフトクリームで、観光地での思い出つくりの1つにしてもらえたら」と松嵜さん。「春に向けて次郎法師ソフトクリームに次ぐ新しい商品を開発中。期待していてほしい」とも。

 入河屋三ケ日本店と豊橋湊町店で販売する。営業時間は、三ケ日本店=8時~19時、豊橋店=9時~18時。販売期間は12月末までを予定する。

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