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浜松・鍛冶町通りで芸術祭 ハロウィーンイベントに加えクラシックカーや自転車レースも

昨年のハロウィンパレードの様子

昨年のハロウィンパレードの様子

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 浜松市の鍛冶町通り・ザザシティ浜松西館中央広場で10月28日・29日、イベント「はままつ秋の芸術祭 2017」が開催される。

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 街中に人を呼び込もうと2011年から始めた同イベント。音楽や民族舞踊、学生のライブペイントなど芸術にまつわるさまざまな催しを詰め込んだイベントとして、鍛冶町通りを2日間にわたり歩行者天国にして開催する。昨年は2日間合わせ約3万人が来場。今年は新たにインポートカーショーを含め、幅広い世代の来場客を狙う。

 28日にはフェスタ・サンバ2017を開催。全国各地から8チームが集まり、チームごとにテーマを決め、華麗な衣装で特色のあるパフォーマンスを演奏に合わせて披露する。昨年好評だったというサンバ体験を今年も開催。プロと一緒にパレードをすることで、踊りやステップを体験できる。ほかにもフラメンコや遠州天竜太鼓の披露などさまざまな団体がダンスや音楽、民族舞踊を披露する。

 29日にはハロウィーンパレードと仮装コンテストを開催。ハロウィーンパレードには12歳までの子どもが、それぞれが楽しめるように仮装の縛りはなく自由な仮装で、三方原中学校吹奏楽部の演奏に合わせてパレードをする。昨年は200人が参加し、ミイラやドラキュラなどのハロウィーンの仮装のほかに、その年にはやった映画の仮装をする人もいたという。今年は150名を募集し、現在100名を超える応募があり、参加者にはフェイスペイントとお菓子が配られる。ほかにも「自転車レース」や「自転車大試乗会」、「大人の『じ』てんしゃ学校」など自転車に関連する催しも用意。静岡がオリンピックの自転車競技の開催地となっていることから、自転車への興味関心を高めようと今年は力を入れているという。

 子どもだけでなく、大人も楽しめるように今年からインポートカーショーも行う。両日違った車が並び、28日にはアメ車のクラシックカーが約10台、29日にはメルセデスやポルシェ、ミニ、フィアット、アルファロメオ、BMWのクラシックカーや新車が各社4台ずつ並ぶ。

 飲食ブースでは東日本大震災の復興支援として、毎年被災地からのブースを設け、昨年好評だった岩手県の三陸から小石浜産の「恋し浜ホタテ」(450円)の炭火焼きを今年も提供。味付けをせず、自然のうまみと甘みが強く身が厚いのが特徴だという。売り上げは全額寄付をする。

 実行委員長の武田秀彰さんは「いろいろな要素が詰まったイベントになっているので、子どもから年配の人まで一日中楽しむことができる。浜松の中でも大規模なイベントなので、ぜひ来て楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は11時~19時30分。観覧無料。ハロウィーンパレードの参加申し込みはホームページの専用フォームで受け付ける。参加費は500円。

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