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浜松市の演奏家232人の合奏をユーチューブ配信 5日間で5000回再生

多くの人の参加を期待する、女性スタッフ

多くの人の参加を期待する、女性スタッフ

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 ユーチューブチャンネル「浜松市・吹奏楽ウェブフェスティバル」で5月30日、市内の演奏家による合奏動画の配信が始まった。主催は「SBSプロモーション浜松支社」(中区旭町)。

 浜松市はもともと音楽が盛んで、吹奏楽に携わる演奏家が多い。しかし、新型コロナウイルスの影響により、学校の休校や定期演奏会の中止など、演奏する場がなくなっていた。演奏家や音楽関係者からも演奏する場を求める声が上がっており、同社では何かできないか検討。ウェブに配信する形で演奏する場を提供する企画を立ち上げたところ、浜松市の新型コロナウイルス対策提案事業費補助金が受けられることが決定。ゴールデンウイーク明けに企画を調整し、開催にこぎ着けた。

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 管楽器や打楽器を自宅で演奏し、スマートフォンで撮影して投稿。集まった全ての動画を編集して、一つの演奏としてユーチューブで配信。対象曲は、星野源さんが作曲した「うちで踊ろう」。同曲の編曲を行った原田大雪さんは浜松市出身の演奏家で、フィルハーモニックウインズ浜松にも参加している。原田さんの勧めと、曲名が自粛ムードにも合っていたことから、この曲に決定した。

 5月11日に告知し、18日から24日まで演奏動画を募集。短期間にも関わらず、小学生から社会人まで計232件の応募があった。トランペット、クラリネット、サックス、トロンボーンなどの管楽器や、ドラムなどの打楽器のほか、打楽器に見立てたフライパンやグラスシェーカー、タンバリンや手拍子など、さまざまな演奏動画が集まった。浜松市立高校の音楽教師などの協力で編集を行い、配信開始。6月3日現在、約5000回再生されている。演奏家の人たちに道具の大切さを改めて考えてほしいと、「ヤマハ」が同イベントのために無償で作成した「管楽器のお手入れおうちでやってみよう!」の動画も配信している。

 参加者からは「引退式や定期演奏会も中止となり、最後に一緒に演奏することがかなわなかった同じ部活の先輩もたくさん参加していて本当にいい記念になった」「会えていない選抜仲間の顔を見られた。さまざまな参加の形を見て感心しきり。感謝です」といった喜びの声が多く聞かれている。

 「幅広い年齢層の人たちの自由な演奏のウェブセッションができた。音楽を楽しむことを忘れないでほしいというメッセージが届けば」と浜松支社副部長の高柳力士(つよし)さん。「生演奏に近い形を目指したので、見て楽しんでほしい」とも。

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