食べる 買う

浜松・元魚町に「えんとつ町のプペル」の描かれた焼き鳥店 世界を旅した店主が焼き方にこだわり

絵本「えんとつ町のプペル」の一場面を描いた店舗外観

絵本「えんとつ町のプペル」の一場面を描いた店舗外観

  • 151

  •  

 焼き鳥店「とり爺」(浜松市中区元魚町、 TEL 053-543-4214)が11月16日、オープンした。

多くの人の来店を期待する、店主の熊本将人さん

 6年ほど焼き鳥店に勤めていた店主の熊本将人さん。今から10年ほど前に、世界一周の旅がしたくて、当時勤めていた焼き鳥店を辞めて世界各地を旅行してまわった。その後、日本に戻り、鶏肉が好きなことと、焼き鳥の焼き方に自信があったことから、独立して自分の店を持とうと考え、資金をためるため運送業で働いた。資金がたまったこともあり、物件を探し、改装をしてオープンにこぎ着けた。

[広告]

 店舗面積は約11坪。カウンター4席、テーブル20席の計24席。店を出す際、ビジネスの勉強をしたが、その際、お笑いタレントで絵本作家でもある西野亮廣さんのビジネス書を読んだことがきっかけで、西野さんが主宰するオンラインサロンのコミュニティーに参加。そうした縁もあり、映画の応援をしたいという気持ちと、人目を引いてほしいという思いで、外壁に絵本「えんとつ町のプペル」の絵を描くことを決めた。以前、漫画家をしていた熊本さんの地元の先輩に依頼し、約2週間かけて描き上げてもらった。内装は、後輩の父が一手に引き受け、壁は女性でも入りやすいよう、ピンクなどを使ったかわいらしい柄を使う。天井からちょうちんを垂らし、焼き鳥店らしい雰囲気に仕上げた。

 「炭は友達 炎の焼き師」と名乗る熊本さんが、焼き方にこだわり提供。経験を生かし、備長炭を使って強火の近火で、高温で焼き上げる。「おいしい焼き鳥は焼くとふっくらふくらむ」と熊本さん。タレか塩か選べる「もも」(120円)、「ねぎま」(150円)、「皮」(100円)などの定番をはじめ、「トマト豚ばら」(150円)や、「豚ばら大葉巻き」(180円)などの豚串も用意する。ほかにも、卵を産み終わった親鶏は、焼くと硬くなるが生で食べるとかみ応えとコクがあることから「もも刺し」(680円)や「ささみ刺し」(580円)などの刺し身もそろえる。

 焼き鳥にあうよう酒店が選んでくれた、出羽鶴酒造の「やまとしずく」や、大沼酒造店の「乾坤一(けんこんいち)」(以上、680円)などの地酒を用意。ほかにも、県内で1店舗のみの酒店が取り扱っている果実酒「くまんばち」は半分ほどが果肉で、「キウイ」や「夏みかん」、「パイナップル」(以上、580円)などをそろえる。(以上、税別)

 新型コロナウイルスの対策として、スタッフはマスク着用、手指消毒を徹底。来店者用の手指消毒も用意。定期的に扉や窓を開けて換気と、店内のアルコール消毒清掃を行っている。

 来店した人からは、「ふっくらしている」といわれることも多く、特にささみは「肉汁が出るほどジューシー」と好評だという。「今後、ユーチューブで焼き鳥の焼き方を教える動画を配信していく予定」と熊本さん。「子ども連れの家族や年配の方まで、気軽においしい焼き鳥を食べてもらいたい」とも。

 営業時間は16時~23時。日曜定休

  • はてなブックマークに追加