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浜松・志都呂に利酒師が店主の居酒屋 祖母の店の屋号を残したいと

多くの方の来店を期待する、店主の鈴木雄理さん

多くの方の来店を期待する、店主の鈴木雄理さん

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 居酒屋「呑み処やま六」(浜松市西区志都呂、TEL053-449-2854)が1月16日、オープンした。

利酒師の店主が選んだ日本酒

 店主の鈴木雄理さんの祖母が「やま六」という酒屋を営んでいた。それを引き継ぎ叔父夫婦が経営していたが、区画整理の影響により閉店を余儀なくされた。自身、飲食店を経て製造業で勤務していたが、祖母から続く屋号を何とかして残したいとの思いから発起。仕事の傍ら独学で日本酒検定に挑戦し、FBO認定利酒師の資格を取得。飲食店での経験を生かし実家の敷地内に店舗を建て、開店にこぎ着けた。

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 店舗面積は約15坪。カウンターが6席と座敷が24席の計30席を用意。歴史や城めぐりの好きな鈴木さんは、和風で落ち着いた雰囲気にしたいとの思いから、木をふんだんに使い蔵のようなイメージの内装に仕上げた。

 酒に合う料理を素材から厳選して作り上げる同店。一枚ずつ丁寧に焼き上げる「サバの文化干し(1,000円)」は、沼津港直送のものだけを使う。ピザ専門店に勤務していた経験を生かし、カリッとした食感を楽しめる「ミックスピザ」(900円)は、本格的なクリスピータイプ。ほかにも、鈴木さんの父が経営していたスナックで評判だったレシピを引き継ぎ提供する「とろろステーキ」(700円)や、やわらかい食感に仕上げた「ゆでホル炒め」(500円)など、豊富なメニューをそろえる。

 利酒師の知識を生かし、アルコールメニューも充実。高知県南酒造場の特別本醸造「南」(150ミリリットル=500円)や、岩手県の特別純米酒「南部美人」(150ミリリットル=600円)などの日本酒をはじめ、ウイスキーや焼酎も、あまり流通していない酒をそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、スタッフはマスク着用、手指消毒の徹底。店頭には手指消毒用のアルコールを用意。カウンターには飛沫(ひまつ)防止のためのパーティションを設置している。

 オープン間もないが、「食事がどれもおいしい」「酒の種類が充実している」との声が届いているという。「地域の方に愛される店にしたい」と鈴木さん。「食事も酒もこだわり抜いたものだけを提供している。日本酒好きの方も、興味はあるがこれから試してみたい方も、気軽にお越しいただけたら」とも。

 営業時間は16時~23時。金曜と土曜に限り24時まで営業。水曜定休。

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