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浜松の菓子店で小中学生とコラボしたサツマイモスイーツ 商品開発を通じビジネス体験

学生とコラボ開発した「琥珀カタラーナ」

学生とコラボ開発した「琥珀カタラーナ」

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 浜松の菓子店「春華堂」(浜松市中区神田町、TEL 0120-210-481)が3月21日、地元学生とコラボ開発したスイーツ「なめらか紅はるかの琥珀(こはく)カタラーナ」の販売を始めた。

 「グローカルデザインスクール」(牧之原市)が運営する「浜松ジュニアビレッジ」は、農業を通じてビジネスを学び、自立した力を育むプログラム。小学5年生から中学2年生までの児童・生徒を対象に、一年を通して、農業、商品企画、販売、報告会までを実践する。「春華堂」の運営する「nicoe(ニコエ)」(浜北区染地台)では、「食育と職育」をテーマに、ワークショップなどで学びの体験を提供してきたため、このプログラムの取り組みに共感。今回のコラボ開発が実現した。

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 参加する子どもたちと、「京丸園」(南区鶴見町)が共同して育てたサツマイモ「紅はるか」を材料にスイーツを考案。試作した和洋6種類のスイーツの中から検討し、スペイン風プリンのカタラーナに決定した。販売ターゲット層の設定やパッケージの形状の選定、商品のネーミングまでも子どもたちが携わり商品開発。商品名に使う「琥珀」は、「癒やし」「抱擁」などを象徴的な意味として持つ石。「食べた方に癒やしを与えるスイーツにしたい」と考え命名した。子どもたちは、デパートやショッピングモールでの催事に出店し、完成した商品の販売も行う。

 近年人気の高い「蜜芋」タイプのサツマイモ「紅はるか」をふんだんに使う同商品。キャラメルコーティングしたアーモンドの食感をアクセントに、しょうゆを使ったキャラメルソースをかけ香り良く仕上げる。冷凍食品だが、解凍する時間により、ひんやりとしたアイスとしても、滑らかなプリンとしても楽しめる。パッケージデザインは、子どもたちが商品開発する様子をイラストで表現している。

 21日に開催したショッピングモールでの催事では、手書きのPOPを用意し、子どもたちが商品を販売。用意した40箱を、2時間で完売したという。「学校では経験できない、本格的なビジネス体験なので、多くのことを学べる機会だった。これからも食育に力を入れていきたい」と同社広報担当の石川真依子さん。「解凍時間により2度楽しめるスイーツ。子どもたちと一緒に作り上げた自慢の商品なので、一度試してもらいたい」とも。

 価格は、4個入り=1,512円。同社の「本店」(中区鍛冶町)、「佐藤店」(中区佐藤)、「POP UP STORE KANDA」(中区神田町)、「nicoe店」(浜北区染地台)、「佐鳴湖パークタウン店」(中区富塚町)で販売する。浜松ジュニアビレッジによる出店販売は、4月4日に「イオンモール浜松志都呂店」(西区志都呂)で開催する。

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