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浜松の中心市街地で弁当販売イベント 28店が集まり1カ月間

多くの来場を期待する、「チキンオーバーライス研究所@とり爺」のスタッフ

多くの来場を期待する、「チキンオーバーライス研究所@とり爺」のスタッフ

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 旧松菱百貨店跡地(浜松市中区鍛冶町)で現在、街なかの飲食店による弁当の販売イベント「浜松エール飯ロングバージョン」(TEL080-9550-5207)が開催されている。

28店舗の弁当がそろう仮設テント内

 ホルモン販売専門店「岩田屋」(南区寺脇町)のオーナー廣野早欧理さんが代表を務める「浜松エール飯ロングVer.実行委員会」が主催する。新型コロナウイルスの影響で、世の中に暗い雰囲気が広がる中、何か明るい話題を提供したいと考えた廣野さんが、コロナ禍で減収に苦しむ飲食店の販路拡大にもつながるイベントを計画。旧松菱百貨店跡地を開催候補地として検討し、同地を管理する「アサヒコーポレーション」(中区鍛冶町)に話を持ち掛けたところ、「街なかの活性化につながるなら」と快諾を得た。参加店舗は、思いに賛同する知人や取引先をはじめ、SNSを通じても募集した。

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 自身の店舗経営は、コロナ禍で卸売り販売の減少はあったが、小売りとインターネット販売の好調を受け黒字で乗り越えることができたという廣野さん。「地域からの愛顧のおかげで経営できているため、感謝の気持ちを還元したい」と考え、自店の利益をイベントの運営費に投じ、開催にこぎ着けた。

 「わくわく!はま飯マルシェ」と名付けた仮設テント内で、今月27日に開始した。約17坪の広さのテント内を、スポットクーラーと扇風機で空調管理。商品は冷蔵で保存している。無料駐車場を30台分用意してあり、駐車場代を気にすることなく気軽に足を運べる。

 街なかにある飲食店を中心に28店舗が参加。各店の自慢の弁当や総菜を入れ替わりで販売する。ベトナム料理店「フォーハノイ セカンド」(中区板屋町)は、「海鮮チャーハン」(850円)を提供。白米と黒米、栄養価が高くスーパーフードとして知られるキヌアを一緒に炊き、シーフードをふんだんに使い炒めるベトナム風チャーハン。オーガニックレストラン「サンフェリーチェオーガニック」(中区中央)の「グラスフェッドビーフハンバーガー」(1,180円)は、米粉の入ったパンと有機野菜、ホルモン剤が使われていない放牧牛を使ったヘルシーなハンバーガー。チキンオーバーライス専門店「チキンオーバーライス研究所@とり爺(じい)」(中区元魚町)は、ニューヨークの屋台の定番メニュー「チキンオーバーライス」(680円)を出品。ターメリックライスの上に、スパイシーなチキンとホワイトソース、ピリ辛チリソースをかけて仕上げる。

 新型コロナウイルスの対策として、来店時は入り口で手指消毒と検温、マスクの着用をお願いする。スタッフはマスク着用、検温、手指消毒を義務化。店内の各所に扇風機を設置し換気を徹底する。

 開始間もないが、取材当日も多くの来客でにぎわっていた。中区から来店した渡辺さんは「街なかの活性化につながりうれしい。一度にいろいろな店の弁当が購入できて楽しい」と話した。「この取り組みが明るい話題として広がり、お互いを助け合う温かい町として、浜松が認知されればうれしい」と廣野さん。「開催期間が長く、駐車場を完備しているため、気軽に足を運んでもらいたい」とも。

 開催時間は、11時~14時と16時30分~19時の2部制。4月30日まで。

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