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浜松・田町にビール醸造所直営ビアバー 自社醸造所のクラフトビールそろえ

「浜松のクラフトビールシーンを盛り上げたい」と話すスタッフの黒木龍太さん

「浜松のクラフトビールシーンを盛り上げたい」と話すスタッフの黒木龍太さん

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 ビアバー「OASIS(オアシス)」(浜松市中区田町)が11月19日、オープンした。

オリジナルのクラフト缶ビール

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 住宅や店舗などの設計・施工を手掛ける「ウエストコーストデザイン」(静岡市)が運営する同店。社長のデレック・バストンさんは、クラフトビールの醸造が盛んなアメリアのシアトル出身。祖国のビールを日本でも楽しみたいと考え、2017(平成29)年に静岡市にアメリカ西海岸のクラフトビールを提供するビアバーをオープンした。2019年にビール醸造所「West Coast Brewing(ウエストコーストブルーイング)」を立ち上げ、直営店での提供と、全国の飲食店や小売店に卸売りしている。市内でビール醸造所兼バー「オクタゴンブリューイング」(中区田町)を運営する「丸八不動産」からの誘致を受け、浜松初進出となる同店のオープンにこぎ着けた。「オクタゴンブリューイング」の隣に出店し、異なるクラフトビール店が隣接することによる相乗効果に期待し、中心市街地の活性化を目指す。

 店舗面積は約30坪。スタンディング席20席と、店舗の奥に設けた中庭にはソファ15席、テーブル12席を用意。入店すると、カウンター越しの壁一面に広がるペインティングアートが目に飛び込む。関西のアーティストが手掛けたもので、同社の缶ビールにも登場するオリジナルキャラクターをデザインした。ソファ席の中央にはたき火を設置し、街なかにいながらキャンプファイヤーのように火を囲み、アウトドア感覚を楽しめる。

 同社で醸造した新鮮なオリジナルクラフトビールのみを扱い、常時6種類の生ビールを用意。オーツ麦と乳糖を使い、甘くクリーミーな口当たりの生ビール「Creami Boi(クリーミーボーイ)」(1,000円)は、ホワイトグレープフルーツやパイナップル、マンゴーなどのようなフルーティーな香りと後味のほろ苦さが特徴。原料に国産の梅を使い、強い酸味が特徴の「Fruit Train2(フルーツトレインツー)」(1,000円)は、塩味も感じるサワービール。

 缶ビールは、約10種類を用意。同社の定番商品「Starwatcher(スターウォッチャー)」(1,250円)は、豊かな香りが際立つようにホップをふんだんに使い仕上げる。ヘイジーという濁りのあるタイプのビール「Slow Motion(スローモーション)」(1,350円)は、同社のビールの中ではアルコール度数が4.5%と低く、滑らかな口当たりとかんきつ系の風味や甘みを感じるため、女性にも人気があるという。毎週2~3種類の新商品を追加するため、常に品ぞろえが異なる。

 フードメニューは、BBQ料理店「THE SMOKE CLUB(ザ スモーククラブ)」(中区千歳町)が運営するフライドチキン専門店「HOT UP(ホットアップ)」が、ショップインショップとして提供。鶏肉をバターミルクに漬け込み、まろやかでコクのある味に仕上げる「フライドチキンウイング」(5ピース=790円)は、スパイシーバーベキューやハニーマスタード、ブルーチーズなど、7種類のソースと5段階の辛さから選べる。国産鶏の胸肉を使う「THE OG(ザ・オージー)」(1,090円)は、オーロラソースとコールスローをフワフワの食感のパンで挟むサンドイッチ。このほか、アメリカ南部エリアのスモークした豚肉料理「ハーフラック ドライベイビーバックリブ」(1590円)など、ビールと相性の良いメニューをそろえる。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、飲食以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。中庭への出入り口を常に開放し、換気を徹底する。

 オープン初日は、県外を含む同社のビールのファンが多く駆け付け、行列ができるほど賑(にぎ)わいを見せた。連日満席が続き好調なスタートを切っているという。広報担当の望月恵梨香さんは「初めての浜松進出で不安もあったが、初日から多くの来客があり感謝している。浜松のクラフトビールシーンを一緒に盛り上げられるように頑張っていきたい」と話す。

 営業時間は、平日=17時~24時、土曜=11時~24時、日曜=11時~22時。月曜定休。

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