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浜松の街中で日本酒イベント 外食の魅力を伝え地域活性化目指し

「イベントを楽しんでほしい」と話す新村さん

「イベントを楽しんでほしい」と話す新村さん

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 イベント「空と酒 FESTIVAL(フェスティバル)2021」が12月4日・5日、「浜松ギャラリーモールソラモ」(浜松市中区砂山町)で開催される。

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 広告デザインやブランディングなどを手掛ける「マスターピース」(中区)が主催する同イベント。社長の新村康二さんは、事業を通じて地方で暮らす豊かさを実現したいと考え、「静岡の食」をテーマにしたウェブメディア「Peloli(ペロリ)」を一昨年に立ち上げた。「長く続く新型コロナ禍の影響で、外食する習慣自体が薄れてしまっている」と新村さん。地元の酒と食を一堂に集めるイベントを開催することで、新型コロナ禍で厳しい経営環境におかれる飲食業界を盛り上げ、地域活性化につなげようと同イベントの開催を決めた。「そとで飲む喜びをとりもどそう」をキャッチコピーに定め、外食の魅力を改めて感じられるイベントを目指す。

 「花の舞酒造」(浜北区)や「初亀醸造」(藤枝市)、「土井酒造場」(掛川市)など、地元の酒造会社9社が、純米大吟醸から純米酒までさまざまな酒を出品する。来場者は、会場内で販売するチケットを購入することで飲食を楽しめる。日本酒を飲む人には、チケットと併せて酒を注ぐためのグラスを配布し、環境問題にも配慮する。

 新酒コーナーでは、今年でき上がったばかりの新酒が並ぶ。「杉井酒蔵」(藤枝市)と「志太泉酒蔵」(藤枝市)は、袋づりにして搾った最良部分の日本酒を一斗瓶に入れる「斗瓶(とびん)取り」で提供。熟成酒コーナーでは、静岡の日本酒のブランディング・プロモーション活動をする「静岡県日本酒研究会」が、天然ワインセラーに貯蔵して熟成した日本酒を用意。ウイスキーたるで4カ月間熟成した日本酒「下弦の月」は、たる由来のタンニンやバニラ、トーストにも似た香りを楽しめる。ワインだるを使い熟成した「上弦の月」は、残り香にワインの風味を感じる日本酒で、角が無くまろやかな口当たりが特徴だという。日本酒以外にも、「長坂養蜂所」(北区)と「養訪屋」(天竜区)の養蜂所2社による、蜂蜜で醸造する酒「ミード」や、ビール醸造所「ウエストコーストブリューイング」(静岡市)の三ヶ日ミカンを使うクラフトビールなども用意する。

 飲食ブースには、地元素材を使う魚料理専門店「魚魚一」(中区)や創業60年の鳥料理店「鳥浜」(中区)、静岡おでんを販売する「山とおでん」など、地元の飲食6店が出店。屋外での開催のため、防寒対策をして参加するよう呼びかけ掛ける。

 新型コロナウイルス対策として、来店時に手指消毒と検温、食事以外の時間はマスク着用を求める。スタッフは、出勤前の検温、マスク着用、手指消毒を義務化。会場内は、定期的に消毒を行う。

 新村さんは「コロナ禍の影響で、外食を楽しむ文化が下降してしまったと感じる。このイベントを楽しんでもらい、外で飲む喜びを取り戻したい」と話す。

 開催時間は11時~18時。チケットの価格は3,000円。日本酒を飲む人は、500円券5枚と特製グラスをセットに、日本酒を飲まない人は、500円券6枚をセットにして販売する。

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