浜松・助信に1月21日、ラーメン店「麺屋 めん虎」(浜松市中区助信町、TEL 053-475-6006)がオープンした。
本店は袋井にあり、同店が2号店となる。店舗面積は30坪。席数はカウンターを合わせて42席で、ゆったりとした空間に仕上げた。
メニューは「こってりらーめん」(650円)、「こってりチャーシューめん」(850円)などで、久留米ラーメンの製造法で作るスープが特徴。九州の久留米から取り寄せた羽釜(はがま)は燃焼効率が高く火力が強い。この釜で1種類のとんこつだけを白濁になるまで長時間煮込み、しょうゆと合わせるシンプルな作り。麺は豚骨スープに合う低下水で延びやすい麺を使い、「粉おとし」「ハリガネ」「バリカタ」「カタ」「ふつう」「やわ」の6種類を用意。客が麺の硬さを好みで選べる。
オーナーの山崎恵さんは「今まで久留米、鹿児島、宮崎で修行をしてきて、シンプルなかけ合わせの今の味に落ち着いた。麺はモチモチ感を楽しむのでなく、パリパリと歯応えのある食感なので、珍しいと思う。濃厚豚骨スープとパリっとした食感からスープになじんでいく麺を楽しんでもらえれば」と話す。
「袋井では知らない人が多かったが、浜松では替え玉や麺の硬さを選べることに戸惑う人がいない。オープンして1週間たつが、麺も粉落としなどを頼む人が多く以外だった。まずはここが通用するか心配なところだった。浜松への出店は挑戦。久留米ラーメンはこの辺りでは珍しいと思ので、変わったラーメンを知ってもらいたい」とも。
営業時間は11時~14時45分、17時~24時30分(土曜・日曜・祝日は11時~24時30分)。