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浜松・新原に中華料理店 「昔ながらの町中華」コンセプトに

「食べて幸福な気持ちになってもらいたい」と話す店主の森下さん

「食べて幸福な気持ちになってもらいたい」と話す店主の森下さん

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 中華料理店「ラーメン幸福」(浜松市浜北区新原、TEL 090-2182-2600)が10月22日、オープンした。

3種類のみそをブレンドする「みそラーメン」

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 高校卒業後、製造業界で約30年間勤務してきた店主の森下真さんは、昔から自身で飲食店を開きたいと夢を描いてきた。当初は定年退職後にと考えていたが、体が動くうちに始めようと、50歳を迎えたのをきっかけに退職。自身が30年通ってきた中華料理店「まんてん」(北区)や北海道の製麺会社「西山製麺」での研修を経て、同店のオープンにこぎ着けた。昔ながらの中華料理店を残したいという思いがあり、「町中華」をコンセプトに掲げる。

 店舗面積は約25坪。席数は、テーブル席12席、カウンター席8席の計20席。赤色をアクセントカラーにしたシンプルな内装で、懐かしく落ち着いた雰囲気の空間にした。

 「派手さはないが、また食べにいきたいと思う料理を提供したい」と森下さん。「町中華」らしい、昔ながらのシンプルな味付けの料理を提供する。3種類の国産みそを独自の配合でブレンドした「みそラーメン」(830円)は、コクがあるがあっさりとした風味に仕上げた同店看板メニュー。北海道産ブランド鶏「桜姫」の胸肉を使う「からあげ」(3個=250円~)は、サクサクとした食感とジューシーな肉汁、柔らかい食感を楽しめる。このほか、にごりがなく澄んだスープの「塩ラーメン」(770円)や、ニンニクを効かせて肉を多めに入れた食べごたえのある「ギョーザ」(3個=180円~)などを用意する。

 デザートにもこだわり全て自家製。「高井養鶏場」(東区)から仕入れた国産卵を使い固めの食感に仕上げた「プリン」(150円)、トロっとしたなめらか食感の「杏仁豆腐(あんにんどうふ)」(150円)などをそろえる。

 オープン後は、友人や知人などが多く訪れ順調な滑り出しという。森下さんは「店名は、食べて幸福な気持ちになってもらいと名付けた。地域の方に長く親しまれる店を目指していきたい」と話す。

 営業時間は、11時~15時、17時~20時。火曜・水曜定休。

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