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浜松・新原に団子専門店 焼きたて・揚げたて団子提供

社長の湯野さん(右)と妻のゆかりさん(中央右)とスタッフ

社長の湯野さん(右)と妻のゆかりさん(中央右)とスタッフ

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 団子専門店「結び団子」(浜松市浜北区新原、TEL 053-585-9068)が10月27日、オープンした。

一口サイズの団子を束ねた「結び団子」

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 電話やインターネット回線などの通信工事会社「Visitx(ヴィジックス)」(浜北区)が運営する同店。社長の湯野文生さんは昨年9月、同所にラーメン店をオープンしたが、コロナ禍の影響を受け、テイクアウト事業に業態変更しようと新店出店を模索する中で和菓子に着目し、団子専門店オープンを決めた。

 店舗面積は約27坪。イートインスペースとして、テーブル席4席とカウンター席10席を用意する。和風デザインの店内にヨーヨーやなどを飾り、縁日のようなにぎやかさを演出した。

 団子には、国産米粉を100パーセント使う。玄米のまま熟成した後に精米した米を使うことで、モチモチとした歯ごたえのある食感に仕上がるという。一般的な串の長さは15センチほどというが、持ち安さに配慮して18センチにした。

 みたらし団子は、甘めの味付けの「京風みたらし」としょうゆの辛みを感じる「名古屋風みたらし」(各100円)の2種類。熊本産の甘口のしょうゆを使う「揚げ団子」は、刻みノリの風味を感じる「磯部」とかつお節をまぶした「かつお節」(各120円)などを用意。いずれも注文を受けてから作り、出来たてで提供する。

 一口サイズの団子を5本束ねた「結び団子」は9種類用意。枝豆の食感を楽しめる「ずんだあん」(650円)、渋皮クリを使う「マロンあん」(680円)、かんきつの香りと酸味を感じる「ゆずあん」(580円)などをそろえる。このほか、大福やおはぎなども販売する。

 店舗に併設した「結び団子 栗小屋・芋小屋」では、焼き栗と焼き芋を販売。特殊な機械で圧力をかけながら焙煎(ばいせん)して焼き上げる「焼き栗」(1袋=500円~)は、ホクホクとした食感を楽しめる。1~2週間熟成したサツマイモを使う「壺焼き芋」(1本=300円~)は、繊維が少ないまろやかな口当たりが特徴の「シルクスイート」と、しっとりとした食感と甘みのバランスが良い「紅はるか」の2品種を用意する。

 オープン後は、地域の女性客の来店も多く順調な滑り出しという。湯野さんは「焼き立て揚げたてで食べられる機会は少ないと思うので、楽しんでほしい。地域に愛される店を目指していきたい」と話す。

 営業時間は11時~18時(土曜・日曜・祝日=10時~17時)。火曜・水曜定休。

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