食べる

浜松の酒蔵が最新機器で酒造り 小仕込みによる「高品質な純米大吟醸」完成

「花の舞酒造」杜氏の鎌江慎太郎さん

「花の舞酒造」杜氏の鎌江慎太郎さん

  • 6

  •  

 「花の舞酒造」(浜松市浜北区宮口、TEL 053-582-2121)が、小仕込み生原酒3種類「玄(げん)」「深(しん)」「翔(しょう)」の販売を始めて1カ月がたった。

小仕込み生原酒(左から)「玄」「深」「翔」

[広告]

 同社は創業1864年の歴史ある酒蔵。今年の春に高級酒の製造を目的とした「吟醸蔵」を新設し、米を少量でも蒸すことができるタンクを設置した。通常の酒造りでは約3トンの米を仕込むが、今回の小型タンクでは約120キロを仕込む。仕込み量が少量のため管理がしやすく、より高品質な酒ができるという。開発担当者の山口晃さんは「ブランド力を強めたいと、新たなチャレンジに踏み切った。小仕込みにより、丁寧でこだわった酒造りができた」と話す。

 使用する米は全て「静岡県産山田錦」。幅広い人に日本酒を楽しんでもらいたいと、タイプの違う3種類を用意する。「日本酒好き」をターゲットにした「玄」は、アルコール度数18度で辛口に仕上げる。「米のうまみを感じ、飽きがこない」という味は、赤身の肉料理との相性が良いという。「食事と楽しむ」をコンセプトにした「深」は、アルコール度数14度で飲みやすく仕上げる。米の甘み、うまみ、酸味のバランスを取り、和食でも洋食でも合うという。「日本酒になじみのない若者向け」の「翔」は、アルコール度数9度で、普段酒を飲まない人にも飲みやすく仕上げる。「ブルゴーニュワイン酵母」を使い、米とかんきつ系果実の香りの両方が楽しめるという。食前酒や「カプレーゼ」などの洋風つまみとの相性が良いという。

 「販売場所によっては、3種の飲み比べもできるので、好みの味を見つけてもらえたら」と山口さん。「日本酒が好きな人も、これからお酒を知っていく人も、男女問わず幅広い層に飲んでもらいたい」とも。

 価格は3種類全て720ミリリットル=3,850円。各300本限定。花の舞本店(浜北区)、JR浜松駅の「エキマチ」、同店オンラインショップ「百花繚乱」などで販売する。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース