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浜松市楽器博物館で「日本のラッパ展」 管楽器44点、歴史紹介も

浜松市楽器博物館の増田さん

浜松市楽器博物館の増田さん

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 浜松市楽器博物館(浜松市中央区中央、TEL 053-451-1128)で現在、企画展「響き渡る日本にやってきたラッパ」が開催されている。

「明治~昭和のラッパ」コーナー

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 「ラッパ」は、唇を振動させて音を出す管楽器の俗称。同館によると、音楽の都としてブランディング促進する浜松市は、全国的に見ても吹奏楽が盛んな街という。広報担当者の増田博行さんは「ラッパは身近な存在だが、歴史については意外と知らない人が多いと感じ企画した」と話す。同展では、吹奏楽団などの演奏だけでなく、祭りやイベントでも活躍する日本における「ラッパ」について歴史話と共に紹介する。展示する管楽器44点のうち14点は同館初展示となる。

 自身がトロンボーン奏者であり社会人オーケストラ「浜松交響楽団」にも所属する増田さんが、オリジナル企画として約1年半かけて準備した。増田さんは「資料も少なく準備には苦労したが、調べるほどに楽器と歴史の深さを学ぶことができた」と振り返る。

 時代ごとに区切った4コーナーを設ける。「古代・中世日本コーナー」では、仏教と共に伝来したホラ貝などの管楽器を展示する。「幕末期コーナー」では外国船の軍楽隊がきっかけとなり西洋楽器が日本に伝わった歴史を、「明治~昭和コーナー」では明治初期の日本軍楽隊の誕生と同時期に作られたとされる国産楽器などを紹介する。このほか、浜松まつりをはじめ、秋田県の「六郷のカマクラ」や長崎県の「長崎くんち」などの祭りに使われる現代の管楽器も展示する。

 関連企画として、1月21日には浜松在住のコルネット奏者の岡本篤彦さん率いるブラスバンドの演奏、2月の週末には地元吹奏楽団のコンサートを館内ホールで開く。増田さんは「社会の授業で学ぶような歴史の裏にも楽器とつながるエピソードが隠れている。難しいものではないので、気楽に見て楽しんでもらえたら」と話す。

 開館時間は9時30分~17時。第2・第4水曜休館。入館料は、大人=800円、高校=400円、中学生以下・70歳以上・障がい者無料。5月7日まで。

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