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浜松・紺屋町にすし店「小晴」 晴れの日彩るすし店目指す

すし店「小晴(こはる)」支配人の稲垣さん

すし店「小晴(こはる)」支配人の稲垣さん

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 すし店「小晴(こはる)」(浜松市中央区紺屋町、TEL 053-452-8181)が3月1日、オープンした。

すし店「小晴」のランチメニュー

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 浜松市内や愛知県の結婚式場に勤め、責任者として経験を重ねてきた社長の鈴木タツヤさん。結婚式のあり方が多様化する昨今、新しい結婚式のスタイルを模索してきたという。大人数で開催する結婚式にこだわらず、「家族や親族、親しい仲間が集まり、おいしいおすしを食べながらお祝いできる場を提供したい」と考え同店のオープンを決めた。

 店名は、鈴木さんの娘の名前が「こはる」であることと、過去に同テナントにあった京料理店「小晴」に敬意を払い、引き継ぐことにしたという。同店は、結婚式も挙げられる「五社神社」近くに立地する。結婚式をはじめ、七五三や成人式など、人生の節目となる晴れの日を祝うことができる店を目指す。

 3階建ての店舗面積は約60坪。1階は調理場で、客席は2階のテーブル席と3階の掘りごたつ席。各階に4人定員の個室12室を備え、個室をつなげることで約30人の宴会利用にも対応する。店内は、落ち着いた雰囲気の和風デザインに仕上げた。

 都内のすし店での経験を持つすし職人と、ホテルの和食シェフだった料理人がタッグを組み作り上げるオリジナルのすしコースを提供する。ランチタイムは、「すし重のお膳」(2,500円)を用意。モザイク柄をモチーフにして重箱に敷き詰めた「すし重」をメインに、沖縄産のもずく酢、桜海老とゆり根の茶わん蒸し、わらび餅などを添えて提供する。中伊豆天城山から仕入れるワサビは、来店客自らすり下ろして使うため、素材本来の香りが広がるという。

 ディナーの「職人おまかせすしコース」(8,800円)は、全20品で構成する。「次に何がでてくるか楽しんでもらいたい」と、すしと一品料理を交互に提供する。近海はもちろん、全国から仕入れた旬の食材を使う。「特選おまかせコース」(16,500円)は、すしネタの質が上がり、キンメダイの煮付けなどの一品料理が加わる。ディナーは予約制。

 「今後は、宅配サービスや、培った経験を生かした結婚式全般のプランニングも手がけていきたい」と鈴木さん。「晴れの日はもちろん、日常使いとしても来店してもらえたら」とも。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~21時30分。月曜・火曜定休(日曜はランチ営業のみ)。

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