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浜松・湖東町の古民家レストランと食用油直売店が3周年 周年祭も

趣きある古民家をリノベーションした「カネタのあぶらや」と「ゑふすたいる」

趣きある古民家をリノベーションした「カネタのあぶらや」と「ゑふすたいる」

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 食用油の製造・販売会社「村松製油所」(浜松市中央区湖東町)が運営するレストランと同社直売店が6月10日、オープン3周年を迎える。

「浜松パワーフード推しの一皿総選挙」で準ブランプリを受賞したメニュー「三ケ日牛ローストビーフと天ぷらの彩り御膳」

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 3周年を迎えるのは、同社内にあるレストラン「古民家キッチンゑふすたいる」(TEL 070-1425-2552)と直売店「カネタのあぶらや」(TEL 053-486-0017)。いずれも同社が運営する。油の魅力を発信しようと、敷地内にあった古民家をリノベーションして2021年6月にオープンした。「ゑふすたいる」は、同社の油を使った肉料理などを楽しめるレストラン。コロナ禍でのオープンだったが、テイクアウト用のメニューやオリジナルスイーツを考案するなどして、需要に応えながら乗り切ったという。ゆったりとした空間で食事をしてもらいたいと、一昨年9月には事務所として使っていたスペースを改装して店舗を拡大した。

 昨年2月に実施された、浜松ゆかりの食材を使った料理コンテンスト「浜松パワーフード推しの一皿総選挙」では、地元食材を使ったメニュー「三ヶ日牛ローストビーフと天ぷらの彩り御膳」(2,150円)が「お食事部門」で準グランプリを受賞。藤田隼介店長は「スタッフ一丸となって取り組んだチャレンジ。いい経験をさせてもらった」と振り返る。

 記念企画として6月14日~16日の3日間、周年祭を開催する。「カネタのあぶらや」では、同社の油をセットにした割引商品のほか、地元飲食店とのコラボ商品も用意。パン店「オモテベーカリー」とコラボした「ゴマ油食パン」や、スイーツ店「ノリパティスリー」とのコラボ商品「ゴマ油マフィン」「ラー油マフィン」などを販売する。15日・16日には、取れたてのトウモロコシや野菜ソムリエが選んだ地元野菜を直売する店やポップコーン店などの出店も予定する。

 「あっという間の3年だった。ここまで続けられたのは地域の人のおかげでしかない」と木下伸弥社長。「地域に根差した会社としてより深く浸透していきたい」と意気込む。藤田店長は「お客さまを飽きさせることがないように、新商品やメニューを作り楽しんでもらいたい」と呼びかけ、「簡単なことではないが、浜松を盛り上げるような店にしていきたい」と決意を見せる。

 周年祭の開催時間は10時30分~16時30分。

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