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浜松・入野町に焼き肉専門店 構想7年、コロナ明け再チャレンジ

「良い肉を安く楽しんでほしい」と話す「伊藤商店 雷屋」オーナーの澤幡さん(右)とスタッフ

「良い肉を安く楽しんでほしい」と話す「伊藤商店 雷屋」オーナーの澤幡さん(右)とスタッフ

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 焼き肉専門店「伊藤商店 雷屋」(浜松市入野町、TEL 090-4216-0069)オープンして1カ月がたった。

黒毛和牛のカルビ

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 店主はシラス漁師で団子専門店「舞阪団子」も経営する澤幡昇志さん。7年前に焼き肉店の開業を考えた。高級店やチェーン店が多く、良い肉を安く食べられる店が少ないと感じたからという。コロナ禍の影響で一度は開業を断念したが、再チャレンジを決意。1月11日に同店をオープンさせた。黒毛和牛を中心に提供する。内装費や広告費などのコストを抑えるとともにメニューを絞ることで食品ロスも抑え、価格の抑制につなげているという。

 店舗面積は約12坪。席数は、テーブル=8席、カウンター=4席。店内は、瓶ビールのケースを椅子として使うなど、大衆居酒屋をイメージしつつ、白が基調のデザインに仕上げた。店頭の木製の看板は、澤幡さん自らが刻み塗装した。

 「黒毛和牛は、脂に甘みがあり、肉質が柔らかいのが特徴」と澤幡さん。自家製のたれは、タマネギ、ネギ、ショウガ、ニンニクなどを合わせ、しょうゆで煮込んで作る。メニューには、「ロース」(1,188円)や「カルビ」(1,298円)のほか、「牛タン」(1,518円)、「ハラミ」(1,078円)、牛の小腸の部位「シマチョウ」(770円)などを用意する。

 ランチメニューとして、「焼肉丼」(1,200円)と丸一日たれに漬け込んだ肉を使う「漬け丼」(1,200円)も用意する。

 澤幡さんは「良い肉を安く楽しんでほしいので、見映えにこだわるのではなく、あえて『インスタなえ』させている。まずは一度気軽に来てほしい」と話す。

 営業時間は、11時~14時、16時~22時。

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