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浜松に2大当地グルメのテイクアウト専門店 浜松ギョーザと浜名湖ウナギ

「食卓が笑顔であふれ、家族が温まるようなものを作っていきたい」と話す店長の原田さん

「食卓が笑顔であふれ、家族が温まるようなものを作っていきたい」と話す店長の原田さん

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 浜松ギョーザと浜名湖ウナギのテイクアウト専門店「濱津屋(はまつや)」(浜松市中央区向宿、TEL 053-401-3883)が2月28日にオープンして1カ月がたった。

「濱津屋」の浜松ギョーザ

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 浜松市の土木会社「リベラル」(中央区)が、飲食分野で新たな事業展開を図ろうと立ち上げた同店。東京や浜松の洋食店や料亭、旅館などで約25年経験を重ねてきた料理人の原田宗佳さんが店長を務める。「浜松のおいしいを全国の食卓へ」をコンセプトに、地元浜松のご当地グルメである、浜松ギョーザと浜名湖うなぎを主力に販売する。

 店内で手作りして冷凍販売するギョーザは、キャベツをベースに、野菜の甘みを引き出した優しい味わいが特徴。1グラム単位で材料や調味料を調整しながら、30回以上の試作を重ねて完成させたという。皮は、焼いた際にパリッとした食感を楽しめる厚さ0.8ミリの物を使う。「ニンニク」「ショウガ」(以上、25個入り=1,000円)には、三ケ日産ミカンの果汁を加えたしょうゆベースの自家製ポン酢と岩塩を添える。「ニンニクとシソは岩塩で食べると素材の味が際立つ」と原田さん。周囲の声を受け開発した「シソ」(23個入り=1,000円)もラインナップに加える。いずれも家庭で手軽に焼き上げられるよう、説明書を添付する。

 ウナギは浜名湖の物のみを使い、鮮度を保てるよう真空パック後すぐに冷凍した物を販売する。「蒲焼き」(一尾2,860円)と「白焼き」(一尾2,800円)の2種類を用意し、それぞれサンショウが付く。

 電話注文による全国発送にも対応しており、今後はインターネット販売も行う予定。「ギョーザとうなぎを詰め合わせられるのは他にない強み。浜松といえばこの2つの味なので、自信を持って全国に届けられる」と原田さん。「食卓が笑顔であふれ、家族が温まるようなものを作っていきたい」とも。

 営業時間は11時~19時。日曜・祝日定休。

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