
ホビーショップ「ビクトリー」(TEL 053-447-2644)が3月22日、「MEGAドン・キホーテ 浜松可美店」(浜松市中央区東若林町)内に移転リニューアルした。
1995(平成7)年5月に旧南区篠原町で創業した同店が、オープン30周年の節目に合わせて店舗を移転した。店舗面積はこれまでの約30坪から約45坪へと拡大し、ミニカーを中心にフィギュアやロボットなど、約4万点の商品をそろえる。店主の早川博さんは「アクセスも良くなり、ドン・キホーテ内という立地からファミリー層の来店が増えた。広くなった店内でゆっくり過ごしてほしい」と話す。
創業当初は雑貨店としてスタートし、その後アニメグッズやカプセルトイ、フィギュアなどを扱うようになったが、現在はミニカーを主力商品として展開している。きっかけは、アメリカのミニカーブランド「ホットウィール」の人気の高まりだった。日本車のモデルも展開されるようになり、6年ほど前から若年層を中心に人気が広がったという。
同店でもホットウィールの取り扱いを強化し、現在は約2万点をそろえる。新商品の予約販売は月に20種類ほどあり、コレクターからの注目も高いという。このほか、「トミカ」(500円~)、「MINI GT」「INNOモデル」「M2」「イグニッションモデル」など、多くのブランドを取りそろえる。プレミアム価格のトミカや、40~50年前のビンテージミニカーなども並べ、幅広い層のニーズに応える。
新品・中古商品の販売に加え、買い取り、出張買い取り、オークション代行なども行う。東京や横浜などで開催されるミニカーイベントにも定期的に出店し、全国のファンとの交流も続けている。
早川さんは「コアな客層だけでなく、一般の来店客も増えたことで、新たにファンになってくれる人がいることを期待している。気軽に立ち寄って、まずはミニカーの魅力を感じてもらえたら」と話す。
営業時間は12時~21時。