
手筒花火と和太鼓が演奏される「浜名湖花フェスタ2025 ファイナルイベント」が6月7日、「はままつフラワーパーク」(浜松市中央区舘山寺町)で開催される。
手筒花火は地元の花火愛好団体「庄内地区煙火やらまい会」、和太鼓演奏は「浜松市立北星中学校太鼓部」が担当する。2014(平成26)年に開催された「浜名湖花博2014」のフィナーレで披露された手筒花火をきっかけに、同イベントのファイナルでは毎年、花火を中心とした企画を行っている。
2022年からは和太鼓演奏が加わり、見どころが増えた。手筒花火前の夕暮れの園内に中学生の力強いかけ声と息の合った太鼓の音が響き渡る。
手筒花火は、火の粉が演者に降りかかるように立ち上がり、クライマックスには底が抜けると同時に大きな音が響き、観客から歓声が上がるという。一般的な花火と異なり、演者を上から見下ろす形で観覧できるのも特徴。車いすでも観覧可能で、バリアフリーにも配慮している。
同園総務課長の山内秀介さんは「地域の歴史と文化を受け継いだ手筒花火と、地元中学生による和太鼓演奏は、地元ならではの魅力。多くの人に体感してもらいたい」と話す。
開催時間は19時~20時。入園料は、大人=800円、小中学生=400円。会場は園内噴水池南側。