
喫茶店「THE CAFE IRINO」(ザ カフェ イリノ)(浜松市中央区入野町、TEL 053-440-5828)が6月30日、オープンした。
浜松市内を中心に飲食店を展開する「プレジャーシップダイニング」が運営する同店。老若男女問わず日常使いできる店を作ろうと模索する中で、喫茶店にカフェの要素を掛け合わせた同店のオープンを決めた。「古き良き喫茶店文化と現代のカフェ文化を融合させた空間で、親子三世代が気軽に通える店にしたい」と店長の久米理史さん。年配の人には懐かしさを感じられる喫茶店として、若い世代にはカフェとして楽しんでもらえるよう、メニューも喫茶店8割、カフェ2割のイメージで構成する。
店舗面積は30坪。席数は、テーブル席45席、カウンター席5席。内装は「昭和のノスタルジックな雰囲気」をテーマに、木のぬくもりを感じる落ち着いた空間に仕上げた。長居しやすいよう座り心地や照明にもこだわり、日常使いはもちろん、家族や友人との団らんの場としても利用しやすいよう設計した。
モーニングは、ドリンク注文でトースト・サラダ・ゆで卵が無料で付くサービスを提供。ドリンク代に200円追加で「ベーコンスクランブルセット」、500円追加で「エッグベネディクトセット」など、リーズナブルに楽しめるようセットメニューをそろえる。
ランチタイムには、鉄板にのせて提供する「ノスタルジックナポリタン」(1,408円)や「エビとホタテのシーフードドリア」(1,298円)を用意。若い世代に人気の「エッグベネディクト」(1,210円)や「アサイーボウル」(1,188円)なども提供する。
デザートは、赤色の黄身が特徴のブランド卵「真っ赤卵(マッカラン)」を使った「クラシック喫茶プリン」(605円)をはじめ、「コーヒーゼリー」(858円)、「生チョコレートテリーヌ」(748円)など。喫茶店らしい「クリームソーダ」や「コーラフロート」(各715円)に加え、「アサイー」「いちごミルク」「マンゴーヨーグルト」などのスムージー(各836円)もラインアップする。コーヒーは、同グループの専門店「ウィルコーヒー」で焙煎(ばいせん)したオリジナルブレンドを店内でひいて提供する。
オープン初日は平日ながら開店前から行列ができ、にぎわいを見せたという。久米さんは「地域の方が毎日通えるような店として、おいしい食事と居心地の良い空間を提供したい」と話す。スタッフの岡田千晶さんは「地域の人に愛される喫茶店になるよう、スタッフ一丸でつくりあげていきたい」と意気込む。
営業時間は7時~17時。火曜定休。