
そば・定食店「江戸切りそば ゆで太郎・もつ煮定食 もつ次郎 浜松ディーラー通り店」(浜松市中央区和田町)がオープンして1カ月がたつ。
運営は「ゆで太郎システム」(東京都品川区)。2004(平成16)年に東京都五反田で1号店を出店し、現在は全国に200店舗以上を展開する。静岡県内ではこれまで掛川市に出店しており、浜松市は初出店となる。愛知県では名古屋周辺に展開しており、その間を結ぶ立地として浜松を選んだという。
「ゆで太郎」は立ち食いそば店として創業し、当初から店内製麺と自家製だしにこだわるスタイルを貫いている。2020年からは定食業態「もつ次郎」を併設した店舗展開を進めており、現場で働く人やドライバーなど、ボリュームを求めるニーズにも対応する。
店舗面積は約35坪で、席数は40席。カウンター席とテーブル席を設け、1人でもグループでも利用しやすい店内とした。
注文は券売機で食券を購入し、カウンターで料理を受け取るセルフスタイル。「ミニかつ丼セット」「ミニ天丼セット」(各900円)、「ミニカレーセット」(700円)など、そばと丼を組み合わせたセットメニューが人気という。ネギやミョウガなどの薬味をたっぷりと載せた「薬味そば」(720円)、「肉ナスそば」(730円)などの単品メニューも用意する。
このほか、アサリと小柱、エビに夏野菜を合わせた「AKEかき揚げそば」(850円)など、夏季限定メニューも展開する。
副社長の井田高志さんは「専門店のクオリティーを立ち食い店の価格で提供する。本格的なそばを手軽に楽しんでもらえたら」と話す。
24時間営業。