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遠州の菓子店が「うなぎいも」使った菓子-浜松の活性化目指す

スイートポテトを焼き上げた「うなぎいもタルト」

スイートポテトを焼き上げた「うなぎいもタルト」

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 静岡県西部を中心に展開する菓子店「たこ満」(浜松市中区佐藤、TEL 053-411-4588)が9月1日、ウナギの頭や骨などの肥料で栽培したサツマイモ「うなぎいも」を使って作った「うなぎいもタルト」「うなぎいもどら焼き」の販売を始めた。

うなぎいもを練り込んだ白餡の「うなぎいもどら焼き」

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 「うなぎいも」は造園業者「コスモグリーン庭好」(南区安松)がウナギを扱う料理店や加工業者から出る、ウナギの頭などの残渣(ざんさ=残りかす)を使って育てたサツマイモ。このイモの普及で浜松の活性化を目指す「うなぎいもプロジェクト」も発足している。同店の代表平松季哲さんがこのプロジェクトに関心を持ったことや実際に試食してイモの味の良さを知ったことがきっかけで今回の開発・販売に至った。

 スイートポテトを焼き上げた「うなぎいもタルト」(5個セット=685円)は5月から「たこまん浜松本店」(中区佐藤)で試験販売していたが、好評だったこともあり今回からの本格販売となった。

 同時発売の「うなぎいもどら焼き」(150円)はうなぎいも公式キャラクター「うなも」の焼き印が押された生地に同イモと白餡(しろあん)を合わせて炊き上げたイモ餡を挟んだもの。

 企画部の高橋博久さんは「どちらの商品もうなぎいもの自然な甘みをよく引き立たせるような生地の配合を目指した」と話す。「たこまんは地域密着型の店。これを機に浜松の活性化につなげていきたい。今後も友人や親戚の家にお土産として持参した際に、自慢できるようなお菓子を提供していけたら」とも。

 両品共にたこまん全店で販売している。営業時間(浜松本店)は9時~19時。

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