プレスリリース

熱海の老舗温泉宿「古屋旅館」の料理人・梅原明弘、「第42回日本料理全国大会」で文部科学大臣賞を受賞

リリース発行企業:株式会社古屋旅館

情報提供:


受賞した古屋旅館の料理人・梅原明弘

1806年創業の熱海で最も老舗とされる温泉宿「古屋旅館」を経営する株式会社古屋旅館(代表:内田宗一郎)の料理人・梅原明弘が、2025年9月29日に都内で開催された「第42回日本料理全国大会」において、自由出展部門で文部科学大臣賞を受賞しました。
本大会は、全国の料理人が技術と美意識を競う権威あるコンクールで、今年の自由出展部門には38点が出品。作品「草露白(そうろはく)」で見事、最高賞のひとつに輝きました。
■ 初出品での快挙。静岡県知事賞から全国の舞台へ
湯河原町出身の梅原明弘は1983年生まれの現在42歳。洋食店勤務やバーテンダーなど異業種を経て、27歳で古屋旅館に入社。以来、調理の世界で腕を磨き続けてきました。
今回の受賞は、静岡県・神奈川県日本調理技能士会主催の「第24回観光料理の祭典 技能コンクール」で初めて静岡県知事賞を受けたことをきっかけに、日本料理全国大会への推薦を受けての挑戦でした。初出品ながら、全国の料理人が集う舞台での快挙となりました。
■ 作品テーマ「草露白」――季節を映す七品の懐石
受賞作品「草露白」は、七十二候のひとつ「草露白(くさのつゆしろし)」をテーマに、秋の色彩と食材を織り交ぜた懐石料理。
ナスやカブ、長芋、栗、黄ゆず、タチウオ、カマス、カラスミなど秋の味覚と色彩を取り入れ、赤や黄色を基調とした器や盛り付けで、秋の訪れを感じさせる構成となっています。
大根で作った「うさぎの飾り」など、遊び心ある細工も見どころです。

受賞した作品「草露白」

■ 梅原明弘より受賞のコメント
「受賞は驚きましたが、器の選定や料理の準備など、親方や若いスタッフ、支部の皆さんの協力があってこその結果です。一人で取った賞ではなく、古屋旅館という環境と仲間に支えられての受賞だと感じています。
料理のバランスや彩り、器の高さなど、全体として“秋を感じる調和”を意識しました。季節の移ろいを料理で表現することが、自分の中でのテーマです。
今後は若い料理人たちと同じ目線で寄り添いながら、共に技術を高め、人としても成長していきたいと思います。古屋旅館には、従業員のスキルアップや挑戦を快くサポートしてくれる風土があります。調理場全体の雰囲気の良さも料理に反映されると信じています」

料理に打ち込む梅原

■ 大会概要:「日本料理全国大会」とは
「日本料理全国大会」は、公益社団法人日本全職業調理士協会が主催する、日本料理界を代表する全国大会。
日本料理の伝統技術の継承と、調理師の技能向上を目的として開催されており、後援には内閣府、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省(観光庁)など国の主要省庁が名を連ねます。
大会は「自由出展部門」「郷土料理部門」「技能コンクール部門」の3部門で構成。全国から選りすぐりの料理人が集い、創造性・技術力・芸術性を競います。優秀作品には各大臣賞をはじめ、協会や自治体による各賞が授与されます。
今年の第42回大会は、2025年9月29日に東京都立産業貿易センター浜松町館で開催され、自由出展部門には全国から38作品が出品されました。
・第42回日本料理全国大会 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000169004.html
■リリース会社概要
会社名:株式会社古屋旅館
代表者:代表取締役 内田宗一郎
住所:静岡県熱海市東海岸町5-24
HP:https://atami-furuya.co.jp
会社概要:https://atami-furuya.co.jp/recruit/
公式Instagram:https://www.instagram.com/furuyaryokan.official/
過去のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/63789
※営業目的の電話は、運営に支障をきたすのでお控えください。

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