浜松の「ファーマーズマーケット」浜北店(浜松市浜北区新原)と東店(浜松市東区貴平)に1月14日から、「玄人野菜」コーナーが設置された。
同店は「JAとぴあ浜松」が運営する野菜の直売店。浜松市内の飲食店にアンケートを行い「珍しい野菜が欲しい」などの声があったことから、要望が多かった野菜の栽培を地元農家に依頼し今回の販売に至った。
販売する野菜は西洋野菜がメーン。珍しい葉タイプの黒キャベツ「カーボロネロ」や、滑らかな食感と甘さでひょうたん型のような形をしたカボチャ「バターナッツ」など、約15種類をそろえる。一般客にも手に取ってもらえるよう、それらの野菜を使用した料理レシピの配布も行う。
栽培は同店の出荷会員の中から5人のメンバーが担当。「スーパーマーケットなどでは見かけない珍しい野菜なので売れないリスクもあり、それらの状況を理解し挑戦してくれる方々に依頼した」と浜北店店長の原田竜司さん。専門の指導員による講習会を開きながら栽培を行っている。
「飲食店も一般の方も喜んでいただけるよう、もっと多くの野菜を提供できるよう努力していきたい」と原田さん。「珍しい野菜を使った料理の試食会などもできれば」とも。
営業時間は浜北店が8時30分~16時30分、東店が9時~18時。玄人野菜コーナーは火曜~木曜に開設する。