浜松・本沢合の自然食品店がリニューアル-オーガニック食材の量り売りも

店舗入り口

店舗入り口

  • 0

  •  

 浜松・本沢合にある自然食品の販売とカフェ「すいーとまむ」(浜松市浜北区本沢合、TEL 053-587-6610)が4月8日、リニューアルオープンした。

雑穀やドライフルーツなどの計り売り場

[広告]

 遠州地区の契約農家から仕入れるオーガニックの野菜や果物、無添加にこだわった調味料や加工食品、伝統的な技術で作られた生活雑貨、フェアトレードの商品など幅広く販売する同店。代表の漆原琢也さんは「オーガニックや無添加などを強調しているわけではない。おいしいものや良いものを選定した結果、オーガニック食材や無添加商品が集まった」と話す。

 店舗面積は約24坪。席数は16席。店内は全面に木の風合いを生かしたナチュラルな空間が特徴。リニューアルの改装により、外光を効率よく取り入ることのできるコーナーを増築。店全体が明るく開放的になったという。

 リニューアルのきっかけは利用客の声。「仕事帰りに寄りたい」「夕飯に利用したい」という声が多かったため、営業時間を19時までから21時までに延長した。「少量ずついろいろな種類を購入したい」「少しだけ使ってみたい」という声にも応え、オーガニックの雑穀や豆類、ドライフルーツなど20種類以上の計り売りを始めた。「他ではあまり見ない雑穀などもあるので気軽に聞いてほしい。使い方なども丁寧に説明する」と漆原さん。

 量り売り商品は、「いなきび」(100グラム=325円)、ヨーロッパ産の古代小麦「スペルト小麦」(同100円)、「ドライマンゴー」(同500円)、「カシューナッツ」(同430円)など。カフェの飲食メニューは、「キッシュ」(430円)、「ハンバーガー」(600円)、「ピタサンド」(600円)、「季節のスムージー」(500円)など(価格は全て税別)。「提供するメニューは店頭で販売している提携農家の野菜やこだわった食材を使った自信作」と漆原さん。

 今後について漆原さんは「オーガニック食材が当たり前の世の中になるように、これからもさまざまなライフスタイルの提案ができれば」と意気込む。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース