浜松のセブン-イレブンで現在、地域限定商品「こぎつねごはんおむすび」が販売されている。
「こぎつねごはん」は浜松市内の小・中学校の給食メニューとなっている油揚げやコーン、鶏肉を混ぜ込んだご飯。20年ほど前から引佐地域で給食メニューとして採用されており、現在では市内ほぼ全域の学校で食べられている。同社では地域に親しまれる食材や料理などを取り入れた商品開発を行っており、浜松で多くの人に食べられている「こぎつねごはん」をおにぎりとして商品化することになった。
浜松市教育委員会の給食レシピを基に再現した同商品。ご飯にはもち米を使い、もちもちした触感になっている。県内中部でなじみのあるしょうゆの混ぜ込みご飯「さくらごはん」の味付けで、油揚げと鶏ひき肉が混ぜ込まれている。おにぎりの中央にはコーン、枝豆、ニンジンが色鮮やかに盛り付けられる。
同商品の販売は一昨年から期間限定で行われて、今年で3年目となる。「『なじみある料理が商品になっていて良いと思う』など地元の方からの反響もあり再び販売されることになった」と同社広報センターの山根長康(ひさやす)さん。市内約130店舗で販売しており、好評であれば来年の販売も検討するという。
「地域に親しまれるこぎつねごはんを皆さまに喜んでもらえるよう、おにぎりという形で用意した」と山根さん。「商品を見つけたら、ぜひ試してみていただきたい」とも。
価格は110円。販売終了時期は未定。