浜松駅前を中心に5月22日から、ジャズの複合イベント「ハママツ・ジャズ・ウィーク」が開催される。
期間中、有名ジャズミュージシャンや一般のジャズバンドなどが駅前のオープンスペースや複数のライブハウスなどでジャズライブを行うもの。今年で19年目を迎える。
イベントは「スチューデント ジャズ フェスティバル イン 浜松 '10」「ストリート ジャズ フェスティバル」「ジャズ ワークショップ」「ヤマハ ジャズ フェスティバル イン 浜松 '10」の4つで展開する。
10回目となる「スチューデント ジャズ フェス」」(22日)では地元浜松をはじめ、全国各地から学生バンドが集まって演奏を行う。
「ストリート ジャズ フェス」(23日)では浜松市街地に設けた3カ所のオープンスペースで総勢28組のバンドがライブを行う。参加バンドは小学生から結成40年を迎えるバンドまで幅広い。
「ジャズ ワークショップ」(29日)は今回から始まった新企画。アクトシティ浜松研修交流センターで一流プレーヤーがレッスンを行う。参加者は事前募集で決まっているが、見学という形でレッスンを聴講することも可能。レッスン後は講師と受講生によるバンド演奏、講師陣によるスペシャルライブも予定。同会場では「楽器体験コーナー」も開催。トランペットやバイオリン、ドラム、ピアノなどの楽器を実際に触ることができ、会場の指導員が使い方などを教える。
「ヤマハ ジャズ フェス」では日本を代表するミュージシャン「佐藤允彦&SAIFA」、幅広い音楽活動で人気の女性シンガーakikoさんなど、豪華な顔ぶれのライブが繰り広げられる。今年は1980年代にマイルス・デイビスのバンドで活躍し、ブレッカーブラザーズへ参加するなど、常にジャズ・フュージョン界をリードするギタリストのマイク・スターンさんも出演する。
ハママツ・ジャズ・ウィーク事務局の阿部裕康さんは「有名ミュージシャンのライブはもちろん、どの企画も楽しんでもらいたい。今回から始まったジャズワークショップはジャズ以外の音楽をしている人でも、何かのヒントが得られるのでは。一流プレーヤーによる貴重なレッスンを体感してほしい」と話す。「楽器体験コーナーではいろいろな楽器を実際に試すことができるので、初めての方でも気軽に参加していただければ」とも。
スケジュールなどの詳細はサイトで確認できる。