浜松の街中で8月7日~9日の3日間、今年も「浜松七夕まつり」が開催される。
浜松の夏の風物詩で、今年で63回目となる同イベント。8月に街中を竹のササや七夕飾りで装飾し、模擬店出店やステージイベントなどを繰り広げ、毎年1万人~1万5000人を動員している。
有楽街や肴町、モール街など駅周辺の商店街が会場となる。7日には「遠鉄百貨店」(中区砂山)や「浜松信用金庫」各支店、「ファッションきものいしばし」(中区田町)など中心市街地の事業所や商店で、スタッフが浴衣で接客する「ゆかたdeお仕事day」を開催。祭り期間中に「音羽屋」(東区中野)、「丸保呉服店」(中区鴨江)、「やまいち呉服店」(中区中島)、「丸美呉服」(中区早馬)に浴衣を持ち込むと500円で着付けをしてくれるサービスも実施する。
8日には有楽街の一角に特設ステージを設け、DJイベントや子どもたちによるダンスショーを開催。会場には「出世大名家康くん」も登場。肴町ではアトリエやイベント会場として活用されている「三米商店」で浜松交響楽団メンバーなどによるコンサートが行われる。
9日には、肴町の「まちの駅 やらまいかショップ」で「三ヶ日製菓」(北区三ヶ日)と「御菓子司 あおい」(東区有玉北)による菓子販売企画「夏菓子フェア」を実施。8日・9日の2日間、モール街には、くじ引きや金魚すくい、ザリガニ釣りなどの模擬店が集まる「わくわくエンジョイ広場」を設置する。
「祭り期間中は七夕飾りで街中がきれいに彩られる」と浜松商工会議所商業観光課の松山君洋さん。「家族で楽しめるので、ぜひ足を運んでいただきたい」とも。