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浜松の街なかにスリランカカレー専門店 スパイス30種をミックスし本場の味で

店舗外観

店舗外観

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 浜松・肴町に7月21日、スリランカカレー専門店「ララカレーハママツ」(浜松市中区肴町、TEL 053-458-6688)がオープンした。

地元の港で採れた素材を使用した「ワタリガニカレー」

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 オーナーの廣畑秀明さんは、父がスリランカ人であることからスリランカカレーのネット販売を2009年に始め、2011年には舞阪にある工場に併設する形で「ララカフェ」をオープン。街なかに店を出してほしいという常連の声と、理想の物件が見つかったためオープンにこぎ着けたという。

 店舗面積は約4坪。席数はカウンター8席。店内は、白を基調とし木の風合いを生かしたシンプルな空間。オーナーの廣畑秀明さんの親友である、長野県の画家、山本拓也さんが描いた絵が壁面を埋め尽くす。「将来、山本拓也さんの絵画の展示を行ったり、カレー店だけでなくギャラリーとしても生かしたりしていきたい」と廣畑さん。

 メニューは、オンラインショップで50万食を販売したという一番人気の「デビルチキン」(880円)を定番メニューとし、旬の地元食材を使ったカレーを販売する。現在は、地元の港で採れたワタリガニをふんだんに使った「ワタリガニカレー」(1,180円)がお薦めだという。提供するカレーは全て本格的なスリランカカレー。約30種類のスパイスから成るミックススパイスは、父経由でスリランカの工場へ特注。スリランカで一般的に使われるミックススパイスに比べ3倍以上のコストがかかっているという。ライスはパキスタン産のバスマティライスを使う。

 スリランカカレーを気軽に食べてほしいという思いから持ち帰りにも対応。持ち帰りメニューは「デビルチキン」のみで、ワンコインの500円で提供。持ち帰り用のカウンターも設け、店外から直接注文できる。

 「ララカレーを初めて7年がたつが、地元に多くの常連客が付いた。常連客により便利に利用してもらえるように街なかで頑張っていきたい」と廣畑さん。「街なかを盛り上げるきっかけになれば」とも。

 営業時間は11時~22時。水曜定休。

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