
企画展「ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~」が3月26日、遠鉄百貨店本館8階(浜松市中央区砂山町、TEL 053-457-5256)で始まった。
加藤茶さんの手形をかたどった「ぺ像」とコントで身に付けた「ハゲかつら」
同展は、ザ・ドリフターズが昨年、結成60周年を迎えたことを記念して、東京を皮切りに全国を巡回しており、全国で5カ所目の開催となる。初日の3月26日はメンバーの加藤茶さんと高木ブーさんが来場し、来場客を迎え入れた。営業推進部の三宅隆史さんは「開店時は、館内の8階から1階まで行列ができた。小さな子どもから高齢者まで、想定を上回る来場者に驚いている」と話す。
展示は、ザ・ドリフターズの活動を「バンド紀」「お笑い紀」「永遠紀」に分けて構成。年表や映像、メンバーが実際に使った楽器や小道具、衣装などを紹介する。加藤さんがコントで身につけた初代「ハゲかつら」や、ギャグ「加トちゃんペ」の手形をかたどった「ペ像」も並ぶ。
「ドリフ大爆笑」のオープニングやコント「雷様」のスタジオセットをモチーフにしたフォトスポットを設置。ドリフの懐かしい写真を組み合わせた写真が撮影できる「モザイクアート」も用意する。
グッズ店「どりふ商店」では、メンバー5人の写真をプリントした「ジグソーパズル」(7,568円)、背面にメンバーのイラストを刺しゅうした「ボーリングシャツ」(2万3,200円)、アニメ「ちびまる子ちゃん」とコラボした「ドリフ×まる子 巾着」(1,320円)などを販売する。
三宅さんは「ドリフを知っている人は懐かしさを感じ、知らない人は新しい発見ができるはず。全世代に通じる普遍的な笑いを、ドリフの歴史とともに感じてもらえたら」と話す。
開催時間は10時~19時(最終日は16時まで)。入場料は、一般・大学生=1,200円、中高生=800円、小学生=500円、未就学児無料。4月8日まで。