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浜松に「ヤタロー地産地消工場店」 旧工場直売店を移転リニューアル

オープニングセレモニーが行われ、開店前から行列ができるほどぎわった「ヤタロー地産地消工場店」 

オープニングセレモニーが行われ、開店前から行列ができるほどぎわった「ヤタロー地産地消工場店」 

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 食品メーカー「ヤタロー」の工場直売店「ヤタロー地産地消工場店」が4月24日、オープンした。

看板商品の切り落としバウムクーヘンを販売するアウトレットコーナー

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 1933(昭和8)年に浜松で創業した製パン・製菓を中心に展開する「ヤタロー」が運営する同店。旧工場直売店を移転リニューアルし、地元のパンや野菜、スイーツなどを集めた販売スペースに加え、規格外商品など製造副産物を活用したアップサイクル商品も取りそろえる。製造から物流、小売までを一気通貫で手がける強みを生かし、地元企業や小売店、農家との連携を深め、商品の集荷は自社物流が担い、効率的に地域の魅力を集めて発信する。

 店舗面積は約110坪。売り場には6つのテーマ別コーナーを設ける。浜松市内を中心とした地元ベーカリーのパンを日替わりで販売するコーナー「MY BAKERY PARK」、遠州地域で採れた旬の野菜や果物を並べた「MY VEGETABLE PARK」、静岡県内の和洋菓子店が手がけるスイーツを取り扱う「MY FAVORITE PARK」を展開する。

 フードロス削減を掲げる「アウトレットコーナー」では、旧工場直売店で看板商品だった「バウムクーヘンのみみ」(100グラム=140円)などを引き続き販売。「もったいないコーナー」では、製造過程でできてしまうケーキの端やパンの耳などの副産物や消費期限の近い商品、過剰生産品などを並べる。

 スタッフが目の前で焼き上げるパンやスイーツを提供するコーナー「YOUR LIVE KITCHEN」では、焼き上げたパンを翌日に再焼成してラスクとして販売するなど、アップサイクル商品も扱う。

 オープン初日の4月24日は、オープニングセレモニーが行われ、開店前から行列ができるほどぎわった。店長の真鍋直也さんは「浜松の魅力的な店を集めたので、新たな発見をしてもらえたら」と話す。

 営業時間は10時~18時。

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