
揚げ鶏専門店「鳥吉」(TEL 090-4216-0069)が5月12日、浜松市中央区入野町にオープンした。
鶏の半身を丸ごと素揚げした「半身揚げ」を看板メニューにする同店。シラス漁師でもある店主の澤幡昇志さんが、北海道を訪れた際に鶏の半身揚げと出合い、その味に魅了されオープンを決めた。澤幡さんは愛知県名古屋市で生まれ育ったため、なじみ深い手羽先や手羽元などの揚げ鶏のおいしさを多くの人に知ってもらいたいという思いもあったという。店舗面積は約12坪。白を基調とした店内は、窓が多く設けられ、明るく開放的な空間に仕上げた。
鶏の半身約500グラムを使う「半身揚げ」(1,350円)は、同店オリジナルの漬けだれで味付けした後に素揚げする。半身のため、モモやムネ、ササミなど鶏のあらゆる部位を一度に味わえる。味は、たれか塩の2種類から選べる。澤幡さんは「素揚げで衣がないため、油のくどさがない。外はパリッとした食感、中はジューシーな柔らかさを楽しめるように、揚げる温度や時間を試行錯誤した」と話す。ごはんとみそ汁、漬物をセットした定食(1,500円)も用意。このほか、「手羽先」や「手羽元」(各150円)なども販売する。
澤幡さんは「食べたらやみつきになる味なので、一度食べてみてほしい」と話す。
営業時間は16時~21時。相談により、昼間の注文にも応じる。