
タイ料理店「タイキッチン&バー 555(ハーハーハー)」(浜松市中央区和合町、TEL 080-6390-8417)が5月1日、オープンした。
日本人の口に合うよう辛さを調整しつつ、チェンライ地方の味付けで本場の味を提供する
同店は、オーナーの野又正義さんが、仕事で訪れる機会が多かったタイの料理に魅了されたことをきっかけに開いた。東京や大阪など都市部でタイ料理店が増えている流れを受け、浜松でも需要が高まると見込み出店した。野又さんの妻で店長のエアーさんはタイ・チェンライ出身。日本人の口に合うよう辛さを調整しつつ、チェンライ地方の味付けで本場の味を提供する。店名「555」は、タイで「笑笑笑」と同様の意味を持つ俗語に由来する。「周辺のタイ料理店は料金が高く、辛すぎると感じる。気軽にタイ料理を楽しめる店を目指したい」と野又さん。
店舗面積は約15坪。席数はテーブル=18席、カウンター=5席。店内は白を基調としたシンプルな内装。赤のアクセントカラーを配し、タイ国旗をイメージした。エスニック調ではなくカフェのようなデザインで、若い世代の女性も入りやすい雰囲気に仕上げた。
メニューは、青唐辛子とハーブを使う「グリーンカレー」、世界三大スープの一つとされる「トムヤンクン」、鶏肉に甘辛ソースをかけた「カオマンガイ」(以上820円)などをそろえる。ニンニクが香る「空芯菜炒め」(1,180円)なども用意し、いずれもハーフサイズの注文にも対応する。くり抜いたココナツを器にした「ココナッツジュース」(880円)は、中の実も楽しめる人気メニュー。
ランチタイムには、メインにサラダとライスが付く「ランチ」(980円)、サラダと小鉢3種類が付いた「セットランチ」(1,180円)などを提供する。「シンハービール」(580円)をはじめとしたアルコール類もそろえ、食事だけでなくバー利用もできる。テイクアウトにも対応する。
オープン後は週末を中心に満席も多く、順調なスタートを切った。野又さんは「タイ料理が初めての人にも親しみやすいよう、定番料理を中心に構成している。多くの人に気軽に来てもらえたら」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、17時30分~21時。月曜・火曜定休。