
ラーメン店「みやひろ」(浜松市中央区白羽町、TEL 052-581-7242)が5月13日、白羽町に移転リニューアルオープンした。
同店は、1946(昭和21)年に浜松市中央区田町で創業した老舗ラーメン店。昭和50年代に日本料理店を展開する「みそのグループ」への加入と合わせて、繁華街・有楽街沿いへ移転し長らく営業してきた。2010年ごろに千歳町に再び移転したが、2021年、コロナ禍の影響で一時休業を決めた。約3年ぶりとなる営業再開にあたり、街中での営業も検討したが、適切な物件が見つからず、人通りの減少も踏まえて郊外での出店を決めた。
経営コンセプトは「不易流行」。みそのグループ社長で同店店主の佐藤充彦さんは「創業当時のレシピを受け継いでいるが、食材や作る人が変われば味も変わる。往年のファンにも喜ばれるように、当時の味を再現できるよう追求している」と話す。
店舗面積は約20坪。シンプルな内装の店内に、カウンター=10席、テーブル=14席を設ける。鶏ガラと地元野菜を約8時間煮込んだスープにちぢれ麺を合わせた看板メニュー「濱松(はままつ)ラーメン」(770円)は、あっさりとした味わいの「昔ながらの中華そば」。豚の背脂を加えた「こくまろラーメン」(880円)、リニューアルを機に加わった「アグーだしの塩ラーメン」(990円)などもそろえる。焼きギョーザ(5個330円)は野菜を多めに使い、店内で手作りする。
佐藤さんは「今後はセットメニューを増やす予定。よそに負けないラーメンを作りたい」と意気込む。
営業時間は、11時~15時、17時~21時。火曜定休。