浜松・宮竹の「TOTO 浜松ショールーム」(浜松市東区宮竹)に10月27日、「TOILET BIKE NEO(トイレ バイク ネオ)」が登場した。
同バイクはトイレメーカー「TOTO」がエコへの取り組みを伝えるため、昨年始めた「TOTO GREEN CHALLENGE」の企画の一つ。10月6日に小倉(福岡県)を出発し東京まで走る。東京への到着は11月2日を予定。
オートバイは250ccのエンジンを搭載した3輪オートバイで、座席部分に同社の便器を搭載する。後部には燃料となるバイオガスをためる46リッターのボンベ2基を搭載し、このガスを燃料とし、満タンで全300キロを走行することができる。ハンドル部分にはCMなどでは会話をする小型トイレ「ミニネオ君」が付く。
燃料のバイオガスは神戸か北海道で作られ、専用のガス車で運び、あらかじめ決めた場所でガスの補給を行っている。今までに6、7回の補給を行ったという。
バイクと一緒に行動するスタッフは「大きなトラブルは今までなかったが、初日にミニネオ君の便座カバーが飛んでしまった」と話す。「休憩でコンビニなどに止まると多くの人が集まって、またがったりしてくれる。信号待ちではトラックの運転手さんが必ずと言っていいほど話しかけてくる」と、これまでを振り返る。
ライダーは6人で交代制。当日、バイクを初めて運転するタレントの五味由貴歩(ごみゆきほ)さんは「最初は恥ずかしかったけど、乗っちゃえば気にならない。新鮮に感じる」と話す。
今後、28日に静岡、29日に沼津へと移動する予定。