浜松駅前のアクト通りで9月29日・30日、「浜松餃子まつり2012」が開かれる。主催は任意団体「浜松餃子学会」(TEL 053-465-5373)。
消費量が多い浜松のギョーザを普及させる目的で毎年開催している同イベントは、今回で6回目。コンセプトは原点回帰。「節目である5回目のイベントを終えて、再スタートの意味を込めた」と会長の斎藤公誉(みきたか)さん。浜松から11店舗、全国から10店舗の屋台が並び、各店がギョーザを販売する。ギョーザ消費量のトップ争いを続けてきた栃木県宇都宮市の「宇都宮餃子会」が今回初参加する。
メーンイベントとなる「第3回GI餃王座決定戦!!」では、浜松から7店がこの日のために作ったオリジナルギョーザを用意する。遠州グルメとして「遠州焼き」を提供する店や特別招待グルメとして「津山ホルモンうどん」を提供する店など計32店も出店する予定。
29日には第2回以来5年ぶりとなる「オラが餃子コンテスト」を開催し、出品者が家庭で作るギョーザを審査員が試食し1位を争う。「浜松のギョーザ文化の原点となる家庭で作られるギョーザに注目し、再開に至った」と斎藤さん。入賞者には賞品が贈られ、出品されたギョーザは来場客も試食できる。
期間中は本部にマイ箸を持参すると同団体のオリジナルキャラクター「ちゃお」特製シールが配られる「餃子deECO運動!」も実施する。「毎回イベント開催中はゴミ箱が満杯になるほどのゴミが出る。いつも何かできないかと思い試行錯誤していたが、実現には至らなかった。まずは多くの人が気軽に参加できるマイ箸の持参から普及していきたい」と斎藤さん。「とにかくギョーザまみれの2日間。ギョーザのパワーを体に宿して日本を元気にしていきたい」と意気込みを話す。
開催時間は10時~16時。「オラが餃子コンテスト」の出品者は現在も受け付け中。