浜松・西ヶ崎の寺院「泰月院(たいげついん)」(浜松市東区西ヶ崎町)で10月14日、「大船渡復興支援イベント さんま祭り」が行われる。主催は大船渡応援イベント委員会(TEL 053-431-0558)。
浜松市は震災の直後から岩手県大船渡市を支援。行政をはじめ、各地域などが主体となり大船渡への支援活動を行っている。西ヶ崎もその一つ。今回、同町の住民が中心となって委員会を結成し、同イベントを企画。収益は東日本大震災の被災者のために活用する。
当日は大船渡で水揚げされた1000匹のサンマを塩焼きしたものやサンマのつみれ汁、岩手県産米を使ったおにぎりなどを無料で振る舞う。菓子や米、海産物などの名産品も販売するほか、浜松出身のハンドアーティスト・山内清司さんが音楽に合わせて絵を描くパフォーマンスショー、震災写真展、現地の報告会などを展開する。報告会では大船渡の中学生10人を浜松まで招待し、これまで経験したことについて発表してもらう。
同イベントのコーディネーターを務める松井伸行さんは「このイベントを通じて被災地の一つである大船渡とさらにつながっていければ」と語る。「今回だけで終わりにするのではなく、毎年継続的に開催できれば」とも。
時間時間は10時~16時。雨天決行。近隣に駐車場がないため公共機関の利用を呼び掛けている。