浜松・天王に12月5日、中華そば「天までとどけ」(浜松市東区天王町、TEL 053-545-5368)がオープンした。
店主の松井康典さんはラーメン店「なかむら屋」(佐鳴台)を9年間営んだ経験を持つ。松井さんは「『中華そば』は昔ながらのあっさり系のラーメンのこと。中華そば店は絶滅の危機なので、うちは中華そば店であることにこだわっている」と話す。
店舗面積は10坪で、席数は14席。メニューは鶏がらベースの「とり中華」(570円)、とんこつベースの「ぶた中華」(600円)、「つけ中華」「赤いつけ麺」(以上660円)で替え玉(120円)も用意する。トッピングはチャーシュー(200円)、味付け卵、メンマ、青ネギ(以上100円)。サイドメニューとしてギョーザ、ネギチャー丼(以上300円)なども用意する。
「昔ながらの中華そばでありながら、今のラーメンに負けない味にしたい」との思いから、スープや具材にこだわっているという。鶏がらや豚骨は生のものを使い、圧力ずんどうで一気に炊き上げることで骨から出るうまみや甘みを完全に出し切り、あっさりしつつも深みのある味を実現している。スープは冷蔵庫で一晩寝かせて雑身をなくす。「一晩寝かすことで味のブレもなくなり、いつでも同じおいしさを提供できる」と松井さん。「いつ来てもおいしい、変わらない中華そば屋になれれば」と語る。
営業時間は11時~15時、17時~21時。木曜定休。