浜松に洋菓子新店-フランス人パティシエと日本人女性が夫婦で開業

パリの菓子店をイメージした外観

パリの菓子店をイメージした外観

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 浜松・於呂に12月4日、洋菓子店「フランス菓子 Petit Delice(プティ デリス)」(浜松市浜北区於呂、TEL 053-588-4711)がオープンした。

フランスの装飾品を配置して現地の雰囲気を作る内観

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 フランス人のブルエール・ステファンさんと妻の杉浦笑子さんが夫婦で営む同店。杉浦さんは専門学校でフランス料理を学んだ後に7年間フランスに滞在し、15歳から25年間現地でパティシエをしていたブルエールさんと出会った。フランス菓子の魅力を伝えるため共に日本に来て、2年半の準備期間を経て出店にこぎ着けた。

 店舗面積は26坪。外観はパリの菓子店をイメージしたデザインにし、温かくおいしそうな色から連想したオレンジで塗装した。内装はオレンジがかった白を基調とし、フランスの装飾品を配置した。杉浦さんは「店内にも現地の雰囲気を取り入れた」と話す。

 商品は「ミルフィーユ」「オペラ」(以上320円)、「エクレア チョコ」(300円)などフランスでポピュラーなケーキ、菓子をメーンにそろえる。「イチゴのショート」(350円)、「シュークリーム」(210円)など日本で定番のものも用意する。素材はフランス産のチョコレート、動物性の生クリームを使い、マーガリンではなくバターを使うことにこだわる。

 ステファンさんは「厳しい自己基準でケーキ作りをしており、自分で納得できないケーキは出さない。今後はカフェスペースを設ける予定。地元の方に愛される店にしていきたい」と話す。

 営業時間は10時~19時。月曜定休。

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