参加者が哲学について語り合う「哲学カフェ浜松」が2月28日、浜松市内の飲食店で開かれる。
「哲学カフェ」はフランスのパリが発祥。初対面の人が、カフェでさまざまなことについて対話し、哲学を普通の人に親しんでもらうのが目的。日本では2001年から大阪で「実験哲学カフェ」が行われ、100回以上開かれている。
同企画は、自動車販売会社「オグショー」(浜松市東区下石田町)の石井政之さんが企画して実現した。当日は、「発言してもしなくても自由」「途中参加・退出自由」「特定の考え・思想を参加者に強要しない」の哲学カフェのルールに従って行われる。現在の参加予定者は10人。
石井さんは「日常から一歩離れて、『働くとは?』『生きるとは?』という哲学的なことを語り合いたい人が多くいる。浜松にはいろいろな考えをもった人が生活している。哲学カフェを通じて、新しく人が出会う場になれば」と期待を寄せる。
開催時間は午前9時~11時。参加費は1,000円。問い合わせは石井さん(TEL 080-3603-8323)まで。