浜松・古人見に2月23日、まき石窯のパン工房「Chevre(シェーブル)」(浜松市西区古人見、TEL 053-485-1785)がオープンした。
同店は昨年3月に一時閉店をしたが、スタッフが復活させたいという気持ちと客の要望が多かったことから、前スタッフが店長となって再オープンした。
山小屋を意識した木のぬくもりを感じられる造りで、店からは浜名湖を見下ろせ、季節が感じられるイートインスペースを用意する。店内にはパンを焼く石窯が設けてある。店長の花島由美さんは「まき石窯は遠赤外線効果により短い時間で焼き上がる。水分を十分に残した食感の良い出来上がりになる」と話す。
材料には小麦以外の膨張剤や保存料などを一切使っていないため、通常のパンに比べて小麦が2倍必要になる。花島さんは「利益よりも味と安全を優先するのは食べ物を扱うものとして当たり前。お客さまに笑顔になってほしいというのが当店のコンセプト」とも。
メニューは「バターロール」(90円)、「焦がしキャラメルのフランスパン」(290円)、遠赤外線効果で皮はパリっと中身はもっちりとしたフランスパン「薪窯バタール」(380円)、まき石窯でローストしたクルミとオレンジピールの「ノアオランジェ」(490円)、山型食パン「パンドミ」(1斤 380円、1.5斤 530円)など。ほかにスイーツなども用意する。
花島さんは「現在は土曜だけの営業でお客さまにご迷惑をおかけしているので、今後は営業日を増やしていければ」と話す。「地域の人に愛される、地域の人が笑顔になる店にしていきたい」
営業時間は10時~無くなり次第終了。土曜営業。