イベント企画・運営を手掛ける「レンダー商会」(浜松市中区佐藤、TEL 053-462-0682)が大型仮設式バルーン遊具「家康くんふわふわ」を製作した。
社長の石津利昭さんは以前から浜松市のゆるキャラ「出世大名家康くん」を使ってイベントを盛り上げられるものを作りたいと考えていた。「巨大でインパクトのある遊具なら子どもたちも楽しめ、家康くん人気向上にもつながるのでは」と製作した。
遊具は直径7メートル、高さ8メー トル。定員は約15人。家康くんのおなかが空洞になっているドーム型で、床は空気によるトランポリン形式になっている。中で子どもたちが跳ねると外からは揺れ動いて見える。製作にあたり「頭のウナギの大きさをどうするか」「どのようなポーズにするか」など家康くんのイメージを崩さないデザインにするのに試行錯誤したという。
7月20日・21日、アクトシティ浜松(板屋)で行われたイベントで初めてお披露目。2日間で300人の子どもが楽しんだ。「どの子も大喜びしてくれ、記念撮影をする人もいた」と石津さん。
今後、浜松の中心市街地で行われる「浜松七夕ゆかた祭り」(8月3日・4日)や、浜名湖ガーデンパークで開かれる「富士物産フェア」(9月14日・15日)にも予定する。
石津さんは「家康くんふわふわを通じてより多くの人に家康くんを知ってもらうことで、ゆるキャラグランプリも1位になってほしい」と期待を寄せる。「ニーズがあればドーム型の遊具だけでなく、滑り台などが付いたランド型などいろいろなパターンを展開していきたい」とも。
貸出価格は場所・内容により応相談。