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浜松の菓子店が地元産「うなぎいも」使ったマドレーヌ-地域活性化も視野に

うなぎいもをイメージしたパッケージと焼き印の入ったマドレーヌ

うなぎいもをイメージしたパッケージと焼き印の入ったマドレーヌ

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 浜松・肴町の菓子店「秋芳堂」(浜松市中区肴町、TEL 053-456-9866)が10月19日、「うなぎいもマドレーヌ」の販売を開始した。

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 「うなぎいも」とは、ウナギを扱う料理店や加工業者から出る、ウナギの頭などの残りを使って育てた遠州産のサツマイモ。同店専務の藤本桂(かつら)さんは「地元産の素材を使い、地域活性化に貢献できたら」という思いから、同商品を企画し今回の販売にこぎ着けた。

 うなぎいもを練り込んだ白餡(しろあん)を生地で包み焼き上げた同商品。「生地をしっとりさせるため、水分量やバターの分量の調節が大変だった」と藤本さん。表面には同店名物の焼き印で公式キャラクター「うなも」を焼き付け、うなぎいもブランドを表現。パッケージにもこだわり、目立つよう包装紙にサツマイモのピンクを使い、イモを扱った商品と一目で分かるよう芋づるのイラストを載せるなどの工夫をした。現在は店頭とイベント時の販売のみだが、11月からは百貨店やネットでも販売する。

 「構想から販売まで1年という長い期間をかけたので、多くの人に食べてもらいたい」と藤本さん。「今後はうなぎいもを使った商品をもっと増やしていけたら」とも。

 価格は1個=189円、4個入り=790円。

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