浜松駅前の「アクトシティ浜松」（浜松市中区板屋町）のアクトプラザ2階に11月1日、定食店「アクト社員食堂三丁目」（TEL 053-453-1833）がオープンした。

シンプルで落ち着いた雰囲気の店内

　同店は旅館やフランチャイズのカフェなどを経営する「いそかぜ」（御前崎市佐倉）の飲食店。オーナーの赤堀幸広さんは、アクトシティ浜松での勤務経験があり、近隣にゆっくり食事ができる定食屋がないと感じていた。「アクトシティに定食屋を開店したら社員も来店してくれるのでは」という思いから今回の開店に至った。

　店舗面積は約25坪。座席数は59席。座席の一部に畳を使うなどシンプルで和風の内装。店名は「社員食堂」だが、一般客も利用できる。

　メニューは「野菜たっぷり三丁目とん汁」（400円）や「肉じゃが」（200円）など一般家庭で食べられるような一品料理をそろえる。セルフサービス式を採用し、来店客は食べたい料理をお盆に載せていく。家庭の味にこだわり、スタッフの多くは50歳以上の主婦。素材も近隣の市場や鮮魚店などから仕入れ、あえて高価な食材は使わないという。

　「実家で食事をしている気分になれるような家庭的な店を目指したい」と店長の海野大志さん。「特別なものを食べに来る感覚ではなく、のんびり気軽に来店していただけたら」とも。

　営業時間は11時～15時、17時～20時（日曜は11時～18時）。元旦は休み。