「浜名湖花博2014」の会場の「浜名湖ガーデンパーク」(浜松市西区村櫛)で現在、日本一のサフィニア花壇が披露されている。
サフィニアはペチュニアの一種で、雨でも痛まない強さの花びらを持ち病気にも強くなるよう品種改良された植物。花博会場の同園では、花で宇宙空間を表現する3500平方メートルの大花壇「花銀河」を設置しており、花博開幕後には青い花が咲くネモフィラが植えられていた。今回、ネモフィラの開花時期が終わったため、色鮮やかで生命力の強いサフィニアに植え替えることになった。
植え替えは4月20日~25日の期間に実施。ミニパープル3万5000本、バイオレット1万2000本、ピュアホワイト3000本の計5万本が植えられ、日本最大のサフィニア花壇となった。配置はそれぞれの色を均等に植え、壮大な銀河を演出。成長して蔓(つる)が生い茂っていくため、毎日違った表情を見せるのも特徴。
同展はゴールデンウイーク期間中の5月5日に、来場者数60万人を突破。「来場者からも『迫力があってすごい』などの声があった」と同イベント実行委員会事務局の三好学さん。「周りの花壇と合わせて色鮮やかな空間を楽しんでいただけたら」とも。
開催時間は9時30分~17時。入場料は大人=800円、小・中学生=400円。6月15日まで。