見る・遊ぶ

浜名湖花博に鉄の家康くん出現-花々とともに会場彩る

展示されている鉄の家康くんオブジェ

展示されている鉄の家康くんオブジェ

  • 0

  •  

 浜松で線材加工などを手掛ける名倉製作所(浜松市北区細江町、TEL 053-523-1702)が「出世大名家康くん」の鉄のオブジェを制作した。

[広告]

 4月から開催中の「浜名湖花博2014」会場に展示する同オブジェ。花博が開催されている「浜名湖ガーデンパーク」(西区村櫛町)では現在、静岡県西部を拠点とし鉄の素材を使い制作を手掛けるアーティスト団体「はままつArt・鉄・人(アーテツト)」が「地球(ほし)と活(い)きる鉄」をテーマにした作品を展示。同オブジェは4月初旬から約2週間かけて同展に向けて作られた。

 家康くんをモチーフに選んだ理由は、幅広い年代に親しまれているキャラクターを通じて多くの来場客に作品を見てもらうため。巨大な作品だと怖がられてしまうこともあるため、子どもの目線と同じくらいの直径約120センチの大きさにした。薄い鉄板を加工した作品で、鉄を削ったりそのまま使ったりしてさまざまな素材感のパーツを用意し、凹凸感を出すよう意識しながらそれらを溶接して作り上げられている。「パーツごと削って鉄の色の差などを出すことに苦労した」と制作者の名倉寿治さん。

 展示スペースは「にぎわいの庭」の一角。通路に沿って展示してあるため歩きながら作品を鑑賞することができる。展示終了後の用途は未定で、希望があればイベントなどにも貸し出していくという。

 「普段とはまた雰囲気の違う鉄の家康くんを見てもらいたい」と同団体代表の内藤照幸さん。「花と緑と鉄の組み合わせはとても栄えるのでそこをじっくり見ていただけたら」とも。

 開催時間は9時30分~17時。6月15日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース