浜松・肴町で5月24日・25日、作家やクリエーターなどが手作り作品を販売する「第2回まるたま市」が開催される。主催は「浜松まちなかにぎわい協議会」(TEL 053-459-4320)。
街中の空き店舗などを利用し手作り雑貨などを販売し、中心市街地の活性化にを目的とする同イベント。開催は今回が2回目。出店団体も前回の60から85に増え、会場も4カ所から8カ所へと拡大して開く。「作家たちに、もっと街中で販売する良さを知ってもらえるよう、空き店舗を活用できる会場を増やした」と事務局の吉林和穂(かずほ)さん。
肴町公会堂をメーン会場に、肴町通り沿いの駐車場や周辺の空き店舗のほか、有楽街の一角にある「やらまいか広場」などにブースを設け販売する。前回は布などの素材を使った小物の販売が中心だったが、今回は季節の花や苗などを販売する生花店「さくらやBOX」やステンレスの雑貨やオブジェなどを制作する作家「TAKOSUTE(タコステ)」なども出店し、参加団体のバリエーションも広がった。手作りの包丁を販売する京都の刀鍛冶「火づくり刃物祥啓」など県外からも参加。街中の商店も今回の企画に協力し、本来定休日のところを営業したり、同市限定の定食を用意したりするなど、街ぐるみでイベントを盛り上げるという。
前回は2日間で4500人が来場した。「今回は団体数も会場も規模が大きくなったので、さらに多くの来場者に期待したい」と吉林さん。「雑貨を見ながら街のさまざまな空間を楽しんでもらいたい」とも。
開催時間は10時~16時。