浜松・田町に8月29日、喫茶店「珈琲館 ブルックリン」(浜松市中区田町、TEL 053-454-1212)がオープンした。
同店は、市内でイタリア料理店「オスピターレ バイ ブルックリン」を営むブルックリンが経営。イタリア料理店が軌道に乗ったため、オーナーが昔から構想していた喫茶店を立ち上げた。
コンセプトは「純喫茶」。待ち合わせ場所として使用したり、コーヒーを飲みながら新聞や雑誌で時間をつぶせたりするような喫茶店にしたかったという。「40代以上の方が落ち着いて時間を過ごせつつも、若い人も楽しめる純喫茶を目指した」と店長の松野晋吾さん。
店舗面積は約120坪。席数は114席。店内は、モノトーンな色合いの壁面やテーブルなどに、レンガなどを合わせることでモダンな雰囲気を演出している。店舗は3階建てで、3階のテラス席はペットの同伴が可能。2階と3階での注文はタブレットPCを利用して行う。
ドリンクメニューは、注文直後にコーヒー豆をひき、フレンチプレスで提供される「珈琲」(540円)、泡立てた生クリームをコーヒーに浮かべた「ウインナー珈琲」(600円)、アイスコーヒーにアイスクリームを浮かべた「珈琲フロート」(650円)など。その他、紅茶や緑茶、ソフトドリンクからアルコールまで幅広く用意する。
フードメニューは、喫茶店の昔ながらのメニューであるナポリタンをうどんで実現した「ナポリタンうどん」(750円)、バタートーストに小倉あんを乗せた「小倉トースト」(500円)、さまざまなフルーツが乗った「フルーツワッフル」(750円)、「クリームあんみつ」(600円)など昭和の純喫茶を意識したメニューを数多く用意する。
「今の時代に合った、新しい形の純喫茶を提供していきたい」と松野さん。「純喫茶を知っている世代から若い人たちまで幅広く利用してもらえれば」とも。
営業時間は11時~22時。