総務省が1月30日、2014年(1~12月)「家計調査」を発表し、浜松市の1世帯当たりのギョーザ購入金額が全国1位となった。
一昨年は4,155円で宇都宮市に次いで2位だった浜松市。昨年の月間ランキングでは6月までの半年間で浜松が4回、12月までの半年で宇都宮市が5回1位を獲得するなど、激戦を繰り広げた。その結果、年間累計額では浜松市が4,363円となり、宇都宮市(4,189円)に174円の差をつけ1位となった。
浜松で浜松餃子の振興を目的に活動する「浜松餃子学会」では、昨年7月に遠鉄百貨店で日本一を奪回するキャンペーンイベントを実施。同会ではギョーザの形が数字の「3」に似ていることから3の付く日はギョーザの日と制定。チラシ配りや声掛けをしてギョーザの消費を呼びかけた。「2014年はガチンコ勝負の年だったので1位になったことは素直にうれしい。これからも浜松ギョーザのPR活動を続けていきたい」と会長の齋藤公誉(きみたか)さん。
同結果を受け、浜松のゆるキャラ「出世大名家康君」も「1位に舞い戻ったことはうれしいことなのじゃ。今年は浜松でゆるキャラグランプリも開催されるので、見に来ながら浜松ギョーザも食べてほしいのじゃ」と喜びを明かした。